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J-GLOBAL ID：201702218308979923   整理番号：17A0461341

新工法「地熱トルネード工法」の開発-採放熱特性と杭頭処理の検証結果-

著者 (4件)： 永坂茂之 (新日本空調 技開研) ,  田村稔 (新日本空調) ,  佐藤秀幸 (新日本空調) ,  木村崇 (新日本空調 技開研)
資料名： 新日本空調技術開発研究所技報  (Shin Nippon Air Technologies Technical Review)
号： 22  ページ： 9-13  発行年： 2017年03月31日 
JST資料番号： L2931A  資料種別： 逐次刊行物 (A)
記事区分： 原著論文  発行国： 日本 (JPN)  言語： 日本語 (JA)

抄録/ポイント： 既製杭と採熱チューブを一体で施工する画期的な新工法「地熱トルネード工法」(特許No.5780663号)を開発し,施工検証と作業効率化の追求,設計に用いる採放熱情報の整理を経て,2017年1月より市場導入を開始した。本報告では,新たに開発した「ダブルスパイラルチューブ」の採放熱実験で得られた単位採放熱係数を設計情報として採用し,これら値が連続運転で2.9W/(m・K),間欠運転で4.2W/(m・K)であることと,設備会社が最初に取り掛かる,杭頭からチューブを取り出す約20分間の作業概要について述べる。(著者抄録)

シソーラス用語： *地熱利用 ,  *杭工事 ,  *建設工法 ,  熱特性 ,  杭頭 ,  *試行 ,  実証実験 ,  *螺旋状 ,  *プラスチック管 ,  熱取得 ,  熱放射 ,  伝熱係数 ,  断続運転 ,  流量
準シソーラス用語： 地熱トルネード工法

分類 (1件)： 杭,杭基礎,矢板式基礎  (RA03080W)

引用文献 (4件)：

• 永坂茂之ら:新工法を用いた既製杭型地中熱利用第1報 工法開発および採放熱実験,空気調和・衛生工学会大会学術講演論文集(2015),pp.281-284
• 葛隆生,長野克則,中村靖:地中熱ヒートポンプにおける地中熱交換器仕様の設計方法に関する研究 その1 地中熱交換器の採放熱量の定量化とその応用,日本建築学会環境系論文集,第76巻 第659号(2011),pp.59-66
• 非住宅建築物のエネルギー消費性能の評価方法に関する技術情報-地中熱ヒートポンプの評価方法:地中熱ヒートポンプシステムの熱源水温度計算方法,国総研・建研(2016),pp16 http://www.kenken.go.jp/becc/building.html
• 瀧上采香,葛隆生,長野克則ら:垂直埋設型スパイラル地中熱交換器の採放熱性能評価に関する研究(その2)熱回路網を応用したスパイラル地中熱交換器の計算モデルの概要と検証,空気調和・衛生工学会 第50回北海道支部学術講演会(2016)

タイトルに関連する用語 (7件)： 工法 ,  地熱 ,  トルネード ,  開発 ,  放熱特性 ,  杭頭 ,  検証