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J-GLOBAL ID:201702218526962886   整理番号:17A1231651

日本の都城盆地の大淀川に沿った沖積帯水層における微生物群落の空間分布

Spatial Distribution of Microbial Communities in the Alluvial Aquifer along the Oyodo River, Miyakonojo Basin, Japan
著者 (7件):
資料名:
巻: 15  号:ページ: 152-162(J-STAGE)  発行年: 2017年 
JST資料番号: U0066A  ISSN: 1348-2165  資料種別: 逐次刊行物 (A)
記事区分: 原著論文  発行国: 日本 (JPN)  言語: 英語 (EN)
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都城盆地の,地下水の水文地質特性および硝酸塩汚染沖積帯水層における硝酸塩減衰挙動については,以前の研究で検討されてきたが,特に硝酸塩消耗と関連した空間的微生物群落についてはほとんど知識がない。本研究の目的は,都城盆地の沖積帯水層における微生物群落のプロファイル,および水文地球化学変数と共にクローニング・ライブラリー・アプローチに基づいて環境変動との関連を明らかにすることである。結果は,高い細菌の多様性が,試料に固有の多数の操作的分類単位の特徴であることを示した。いくつかのヒト/家畜関連細菌の存在は,高い硝酸塩濃度の分布と一致しており,これは微生物組成に対する水文地球化学変数の影響を示している。メタン生成古細菌およびアンモニア酸化古細菌は,各々主に無酸素環境および好気性環境で見られるが,これらは溶結凝灰岩の分布に反映されている。さらに,従属栄養および混合栄養/独立栄養脱窒菌は偏在的に分布しているが,脱窒プロセスは無酸素環境下でのみ生じる。様々な代謝プロセスに関与する微生物は,同じ試料中に共存することが見出された。総合すると,本研究は,微生物群落プロファイルおよび関連する推定上の代謝プロセスについての記述が都城盆地の沖積帯水層の水文地球化学的状態を反映していることを示唆している。(翻訳著者抄録)
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分類 (3件):
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水質汚濁一般  ,  微生物に対する影響  ,  水圏・生物圏の地球化学 
引用文献 (33件):
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