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J-GLOBAL ID:201702218718881958   整理番号:17A1478482

リアルタイム災害情報収集・共有・活用システムの開発

A REAL TIME SYNCHRONOUS SYSTEM FOR COLLECTING, SHARING, AND UTILIZING DISASTER INFORMATION
著者 (2件):
資料名:
巻: 82  号: 739  ページ: 2451-2459(J-STAGE)  発行年: 2017年 
JST資料番号: Y0894A  ISSN: 1340-4210  資料種別: 逐次刊行物 (A)
記事区分: 原著論文  発行国: 日本 (JPN)  言語: 日本語 (JA)
抄録/ポイント:
抄録/ポイント
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リアルタイム災害情報収集・共有・活用システムの開発について検討した。本稿では,地震災害を例としてユーザーインターフェース(UI)を作成し,フィールド実験においても地震災害を想定している。先ず,ユーザーが獲得した情報を耐災害性の高いクラウドサーバー上でリアルタイムで収集・共有・活用できるシステムを開発した。本システムには,投稿された火災情報を二次利用し,火災延焼の被害予測を行うシミュレーション機能,優先箇所と担当者を提示する情報収集支援機能を搭載した。次に,防災ボランティアが本システムを利用して災害情報集数を行うことを想定したフィールド実験を実施した。その結果,十数名による15分間の情報収集であっても,世田谷区全域に分布する災害情報の約0.7%を収集できることを確認した。また,情報収集支援機能を用いれば,短い移動距離で多くの災害事象を効率的に収集できることを確認した。さらに,ネットワーク帯域制限を想定した実験を行い,3,000人程度のユーザーが同時にシステムを利用してもリアルタイム性を損なうことなく情報収集が可能であることを示した。
シソーラス用語:
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分類 (2件):
分類
JSTが定めた文献の分類名称とコードです
都市問題,都市防災  ,  ドキュメンテーション 
引用文献 (29件):
  • 1) 杉井完治・関沢愛・他4名:震災直後期における消防機関による実効性のある災害情報収集体制構築の必要性, 地域安全学会論文集, No. 10, pp. 89-96, 2008.11
  • 2) 窪田諭・松村一保・他6名:オープンソースGISを用いた被災情報共有システムの提案, 地理情報システム学会講演論文集(CD-ROM), F-5-2, 2013.10
  • 3) 蛭田瑞生・鶴岡行雄・多田好克:災害情報共有システムの提案, 電子情報通信学会技術研究報告, MoMuc-2013(44), pp. 5-8, 2012.5
  • 4) 座間信作・遠藤真ほか7名:効率的な被害情報収集と活用の提案とその実証, 日本地震工学会論文集, Vol. 9, No. 2(特集号), pp. 185-199, 2009.9
  • 5) 久田嘉章・村上正浩ほか11名:地域住民と自治体の協働による発災対応力の向上と効率的な被害情報収集・共有のための防災訓練, 日本地震工学会論文集, Vol. 9, No. 2(特集号), pp. 130-147, 2009.9
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