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J-GLOBAL ID：201702218834993788   整理番号：17A0687884

アインシュタインによる古典論の限界の発見:光量子仮説から固体比熱理論へ

Einstein’s Discovery of the Critical Point of Classical Theory: From Light Quanta to Specific Heats

著者 (1件)： 古谷紳太郎 (東京工大 リベラルアーツ研究教育院)
資料名： 化学史研究  (Journal of the Japanese Society for the History of Chemistry)
巻： 44  号： 2  ページ： 57-70  発行年： 2017年06月08日 
JST資料番号： L0991A  ISSN： 0386-9512  CODEN： KAKEE8  資料種別： 逐次刊行物 (A)
記事区分： 原著論文  発行国： 日本 (JPN)  言語： 日本語 (JA)

抄録/ポイント： アインシュタインの固体比熱理論が果たした役割について,アインシュタインの論文に立ち返り,思考を読み解くことにより明らかにすることを目的とした。まず光量子仮説と固体比熱理論の選考研究を調べ,その問題点についても確認した。そして,量子論黎明期における古典的エネルギー等分配則の位置付けにより,古典論の限界について従来研究の問題点を示した。そして,アインシュタインの3つの論文を読み解くことにより,光量子仮説の追及,古典論の限界の発見,固体比熱理論の展開の観点からその思考の変遷と理論の構築の経過について明らかにした。

シソーラス用語： 比熱 ,  *光子 ,  *量子論 ,  分配 ,  科学者 ,  *科学史
準シソーラス用語： エネルギー分配 ,  アインシュタイン

分類 (2件)： 量子力学一般  (BA06010C) ,  物理学一般  (BA01010T)

タイトルに関連する用語 (7件)： 限界 ,  発見 ,  光量子 ,  仮説 ,  固体 ,  比熱 ,  理論