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J-GLOBAL ID:201702218890249969   整理番号:17A1712395

マグネシウムを基本とする2元合金における結晶粒界すべりに及ぼす合金元素の影響:実験的および数値的研究【Powered by NICT】

Effect of alloying elements on grain boundary sliding in magnesium binary alloys: Experimental and numerical studies
著者 (4件):
資料名:
巻: 708  ページ: 267-273  発行年: 2017年 
JST資料番号: D0589B  ISSN: 0921-5093  資料種別: 逐次刊行物 (A)
記事区分: 原著論文  発行国: オランダ (NLD)  言語: 英語 (EN)
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粒界すべりに及ぼす合金元素の影響を実験と数値解析法によるいくつかの二元マグネシウム合金(X=Ag,Al,Li,Sn,Pb,Y,Zn)を用いて系統的に調べた。合金元素は粒界滑りに関連した減衰特性に明らかに影響を及ぼして,ナノインデンテーション試験により測定した。減衰能と歪み速度感受性のような特性は,明らかに結晶粒界特性,すなわち,粒界エネルギーに依存した。粒界エネルギーを増加させ,減少させることによって,合金元素は粒界滑りを促進および抑制する役割を果たしていることが分かった。第一原理計算はリチウム要素は電気軌道のいくつかの操作によるマグネシウムへの弱い結合を有することを明らかにした。一方,希土類元素はマグネシウムに比較的強い結合を示し,第一最隣接部位と電子相互作用のためであり,粒界すべりを抑制する傾向があった。これらの結果は,粒界エネルギーは粒界滑りを予測し,マグネシウム合金,室温で良好な破断伸びおよび/または二次成形性を開発するための信頼性のあるパラメータであることを示唆した。Copyright 2017 Elsevier B.V., Amsterdam. All rights reserved. Translated from English into Japanese by JST.【Powered by NICT】
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