都市廃棄物のグリーストラップスラッジと有機画分を用いた下水スラッジの共消化の性能と安定性への低下した水力学的滞留時間の影響【Powered by NICT】

Grosser Anna

文献

J-GLOBAL ID：201702219196160475 整理番号：17A1561035

都市廃棄物のグリーストラップスラッジと有機画分を用いた下水スラッジの共消化の性能と安定性への低下した水力学的滞留時間の影響【Powered by NICT】

The influence of decreased hydraulic retention time on the performance and stability of co-digestion of sewage sludge with grease trap sludge and organic fraction of municipal waste

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著者 (1件)：
資料名：
巻： 203 号： P3 ページ： 1143-1157 発行年： 2017年
JST資料番号： H0435B ISSN： 0301-4797 資料種別：逐次刊行物 (A)
記事区分：原著論文発行国：イギリス (GBR) 言語：英語 (EN)

プロセス性能と安定性に及ぼす12から20日の範囲の水理学的滞留時間の影響は6リットルに等しい作動液体体積二嫌気性完全攪拌槽反応器で調べた。反応器は混合物含有(揮発性固形物ベースで)を供給した下水スラッジの40%,都市廃棄物の有機画分とグリーストラップスラッジの30%の30%であった。水力学的滞留時間の変化がプロセス安定性に影響しなかった。しかし,メタン収率および揮発性固形物除去はそれぞれ水力学的滞留時間の減少を添加した揮発性固形物1kg当たり0.54~0.47Lと65%から60%に減少した。最良のプロセス性能は水力学的滞留時間20日の達成されたという事実にもかかわらず,得られた結果は,良好な結果をもつより短い水力学的滞留時間で共消化プロセスを実施することも可能であることを示した。さらに,最短水力学的滞留時間でのガス生産速度とバイオガス生産は,最も長い水理学的滞留時間で得られた結果と比較して約46%高かった。これに関連して,提案した解決策は,興味ある選択肢であるように思われ,それはスラッジだけでなく,既存のインフラストラクチャの完全な利用からのエネルギー回収を増強することによりそれらの収益性を改善する廃水処理プラントのためのユニークな機会を提供し,従ってなどの有機産業廃棄物の代替処理:高脂肪材料または食品廃棄物のための新しい潜在的発生が起こるためと考えられる。しかし,廃水処理施設での解の実現はまだ大きな課題と最適消化条件の同定,基板ポンピングに関する情報,阻害しきい値と処理特性を含む研究が必要である。さらに,両方共基質の特性のために,実物大の消化槽への導入は消化槽の過負荷の潜在的リスクのために計画された注意が必要である。この理由のために,共消化混合物中のこれら廃棄物の割合の緩やかな増加が推奨される,細菌の順化を可能にするだけでなく過負荷を防止するためである。本研究の結果は,環境条件の変化への微生物の緩やかな順化の重要性を示した。廃水中の長鎖脂肪酸の濃度は水力学的滞留時間の減少と共に増加することが分かったが,この現象は,水力学的滞留時間を段階的である変化によるプロセスの性能と安定性に影響しなかった。パルミチン酸が揮発性固形物除去と中程度の負の相関が観察された。Copyright 2017 Elsevier B.V., Amsterdam. All rights reserved. Translated from English into Japanese by JST.【Powered by NICT】

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下水,廃水の生物学的処理

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