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J-GLOBAL ID:201702219286229070   整理番号:17A0776252

混合イオン伝導体であるBaZr0.1Ce0.7Y0.1Yb0.1O3-δの電気化学的特性へのNiO添加効果

Additive effect of NiO on electrochemical properties of mixed ion conductor BaZr0.1Ce0.7Y0.1Yb0.1O3-δ
著者 (5件):
資料名:
巻: 125  号:ページ: 257-261(J-STAGE)  発行年: 2017年 
JST資料番号: U0409A  ISSN: 1348-6535  資料種別: 逐次刊行物 (A)
記事区分: 原著論文  発行国: 日本 (JPN)  言語: 英語 (EN)
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固体酸化物燃料電池の電解質材料のためのペロブスカイト型混合プロトン伝導体及び酸化物イオン伝導体として,その高いイオン伝導性と化学的安定性のためBaZr0.1Ce0.7Y0.1Yb0.1O3-δ(BZCYYb)に焦点を当てて検討した。BZCYYbとNiOを添加したBZCYYbについて,電解質支持セル(ESC)及びアノード支持セル(ASC)試料を用いて評価した。BZCYYbへの2wt%のNiO固溶は焼結性と熱膨張挙動の改善につながった。しかしながら,NiO添加は電池性能の低下を招く。ESCと比較して,ASCの電力密度は薄い電解質のために非常に高かったが,開回路電圧(OCV)はより低かった。これは,1350°Cでの高温同時焼結プロセス過程でのNiO-BZCYYbアノードからBZCYYb電解質へのNi拡散によるものである。OCV測定の結果から,0~2wt%のNiOがASCのBZCYYb電解質に溶解すると考えられ,BZCYYbを用いたより高性能のASCを達成するためには,同時焼結過程でのNi拡散の制御が不可欠であることを示唆した。(翻訳著者抄録)
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分類 (3件):
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燃料電池  ,  セラミック・陶磁器の製造  ,  混合伝導 
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