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J-GLOBAL ID:201702219404988187   整理番号:17A0270292

新規細胞壁結合ドメイン含有性Staphylococcus aureusエンドリシンLysSA97の特徴付け

Characterization of a novel cell wall binding domain-containing Staphylococcus aureus endolysin LysSA97
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巻: 101  号:ページ: 147-158  発行年: 2017年01月 
JST資料番号: H0764A  ISSN: 0175-7598  CODEN: EJABDD  資料種別: 逐次刊行物 (A)
記事区分: 原著論文  発行国: ドイツ (DEU)  言語: 英語 (EN)
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Staphylococcus aureusファージSA97由来のエンドリシンであるLysSA97の特徴付けを行った。LysSA97の生物情報学的解析から,LysSA97がシステイン,ヒスチジン依存的アミドヒドロラーゼペプチダーゼドメイン,N-アセチルムラモイル-L-アラニンアミダーゼドメイン,および新規の推定上の細胞壁結合ドメイン(CBD)を持つことが分かった。Staphylococcus種の大半のエンドリシンのCBDはsrcホモロジードメイン3を持っていたが,LysSA97を含む19.39%のエンドリシンはいかなる既知CBDとのホモロジーも示さなかった。LysSA97は,pH7.0および25~37°Cで,Staphyllococcus種に対する最大の溶菌活性を示した。NaCl濃度は溶菌活性にはほとんど影響しなかったが,0mMの濃度のとき活性は最大だった。また,Staphyllococcus種以外の細菌に対する溶菌活性は確認できなかった。緑色蛍光蛋白質との融合蛋白質を用いた解析から,LysSA97のCMDがS.aureusへの結合に寄与することが確認できた。LysSA97はペプチドグリカン存在下でN-アセチルムラモイル-L-アラニンアミダーゼ活性も示した。LysSA97は新規のStaphylococcus選択的CBDを持つエンドリシンであると結論付けた。
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微生物の生化学 
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