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J-GLOBAL ID：201702220011783415   整理番号：17A0844343

魅力品質をつくる新しい日本のものづくり トポロジー最適化による構想設計法の開発

著者 (1件)： 西脇眞二 (京大 大学院工学研究科)
資料名： 設計工学  (日本設計工学会誌)
巻： 52  号： 7  ページ： 439-444  発行年： 2017年07月05日 
JST資料番号： S0898A  ISSN： 0919-2948  資料種別： 逐次刊行物 (A)
記事区分： 解説  発行国： 日本 (JPN)  言語： 日本語 (JA)

抄録/ポイント： 著者らは,第一に高機能なあるいは新機能をもつ熱制御,電磁場,電磁波デバイスの構想設計法と製造法を開発しており,その構想設計法は,マルチスケールトポロジー最適化に基づいて構築を行っている。また,第二にトポロジー最適化に基づく構想設計システムを開発している。本稿では,高機能デバイスの構想設計法および製造法について解説すると共に,構想設計システムの開発について方法論と現段階までの研究成果を紹介した。SIP(戦略的イノベーション創造プログラム)/革新的設計生産技術において最も重要な概念となるキーワードは,「デライト」である。著者のグループは,「デライト」の意味の定義の中で,特に「従来にない新しい付加価値」をもつ製品設計を達成することに焦点を置き,その具体的な方法論を,熱・電磁気・磁気デバイスを対象としたマルチスケールトポロジー最適化に基づき構築し,提案した。

シソーラス用語： *品質 ,  日本 ,  電磁場 ,  電磁波 ,  生産技術 ,  付加価値 ,  *製品設計
準シソーラス用語： *トポロジー最適化 ,  *マルチスケール ,  *構想設計 ,  高機能化 ,  設計システム ,  熱制御 ,  物作り ,  *魅力 ,  *デライト

分類 (1件)： 工学一般  (HA01000O)

引用文献 (9件)：

• 大富浩一,羽藤武宏:1DCAEによるものづくりの確信,東芝レビュー,67,7(2012),7.
• Nishigaki, H., Nishiwaki, S., Amago, T., Kojima, Y. and Kikuchi, N.: First Order Analysis - New CAE Tools for Automotive Body Designers, SAE Technical Paper, No. 2001-01-0768 (2001).
• Fritzson, P.:Modelicaによるシステムシミュレーション入門 モデルベース改廃のための物理システムモデリング,TechShare(2015),1.
• 西脇眞二,泉井一浩,菊池昇:トポロジー最適化,計算力学レクチャーコース,丸善出版(2013),1.
• Dede, E.M.: Simulation and Optimization of Heat Flow via Anisotropic Material Thermal Conductivity, Computational Materials Science, 50 (2010), 510.

タイトルに関連する用語 (6件)： 魅力 ,  日本 ,  ものづくり ,  トポロジー最適化 ,  構想設計 ,  開発