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J-GLOBAL ID：201202252397530155   整理番号：12A1094539

1DCAEによるものづくりの革新

Design Innovation Applying 1DCAE

著者 (2件)： 大富浩一 (東芝) ,  羽藤武宏 (東芝)
資料名： 東芝レビュー  (Toshiba Review)
巻： 67  号： 7  ページ： 7-10  発行年： 2012年07月01日 
JST資料番号： F0360A  ISSN： 0372-0462  CODEN： TORBA  資料種別： 逐次刊行物 (A)
記事区分： 解説  発行国： 日本 (JPN)  言語： 日本語 (JA)

抄録/ポイント： 製品開発では,良い製品を早く,安く作ることが求められる。CAD/CAEの普及により,早く,安く作る手法は定着してきている。しかし,CAD/CAEは形状が基本になっているため,設計情報が少ない上流設計で適用することは困難であることから,製品開発の初期段階から適用できる設計の枠組みが求められている。東芝は,革新的なものづくりを実現するために,CAD/CAEが従来カバーしきれていなかった概念設計や機能設計を対象とした,この領域に適用可能な考え方及び手法の概念かつ設計支援ツールとして“1DCAE”の開発を推進している。全体適正設計の段階で1DCAEにより機能を定義し,個別設計の段階でこの結果を仕様として構造設計であるCAD/CAEに受け渡す。CAD/CAEの結果は1DCAEに戻され,機能検証を行う。この1DCAEを起点とした設計手法により,従来のCAD/CAEを中心とした手法では創出が困難であった設計解を導き出すことが可能になる。(著者抄録)

シソーラス用語： *CAE【計算機】 ,  CAD【計算機】 ,  技術革新 ,  *製品開発 ,  概念設計 ,  設計 ,  助成 ,  *要求分析 ,  システム設計 ,  モデル ,  *計算機シミュレーション ,  *物理モデル ,  *計算機利用 ,  *利用
準シソーラス用語： 機能設計 ,  *設計支援 ,  *物作り

分類 (1件)： CAD,CAM  (JE10000A)

引用文献 (4件)：

• (1)Ohtomi, K “lmportance of Upstream Design in Product Development and Its Methodology”.Proceedmgs of EuroSimE 2005. Berlln,2005-04, IEEE. 2005, p17-18
• (2)大富浩一. 設計工学の目指すところ: 設計からデザインへ.日本機械学会論文集C編. 75, 751, 2009, p516-523
• (3)Suh, N. P. Axiomatic Design: Advances and Applications. USA, Oxford Universlty Press, 2001, 528p.
• (4)大富浩一 他. 家電製品の音のデザイン. 日本音響学会誌. 64, 9, 2008, p,583-587.

タイトルに関連する用語 (2件)： 1DCAE ,  ものづくり