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J-GLOBAL ID：201702220167639108   整理番号：17A0624853

海洋酸性化-もう一つの二酸化炭素問題 第1回 海洋酸性化とは,どのような問題か?

著者 (1件)： 白山義久 (海洋研究開発機構)
資料名： 隔月刊地球温暖化  (Prevention of Global Warming)
号： 49  ページ： 8-9  発行年： 2017年05月15日 
JST資料番号： L7657A  ISSN： 1884-071X  資料種別： 逐次刊行物 (A)
記事区分： 原著論文  発行国： 日本 (JPN)  言語： 日本語 (JA)

抄録/ポイント： 人為的に地上に排出されるCO₂は年間90億トン(C換算)であるが,その約30%は海水によって吸収される。海水に溶解したCO₂」は水と反応して炭酸イオン,重炭酸イオンと水素イオンになる。よってCO₂の排出量が増加するほど海水中の水素イオンが増加しよって海水のpHが下がり(酸性化)生態系への影響がある。海水はもともと弱アルカリ性(8.179)であったが低下を続けており,2050年には7.95にまで低下すると予想されている。

シソーラス用語： *酸性化 ,  二酸化炭素 ,  炭酸イオン ,  *水素イオン濃度 ,  生態系
準シソーラス用語： アルカリ性 ,  *海洋酸性化 ,  海洋生態系

分類 (2件)： 海洋汚濁  (SB02040B) ,  水圏・生物圏の地球化学  (DD01030A)

タイトルに関連する用語 (2件)： 海洋酸性化 ,  二酸化炭素