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J-GLOBAL ID:201702220169454045   整理番号:17A1402387

カナダにおける牛肉加工処理のリスク対処に関する州の食品安全性専門官の意見

Opinions of Provincial Food Safety Specialists on Addressing Canadian Beef Processing Risks
著者 (8件):
資料名:
巻: 37  号:ページ: 316-331  発行年: 2017年09月 
JST資料番号: T0711A  ISSN: 1541-9576  資料種別: 逐次刊行物 (A)
記事区分: 原著論文  発行国: アメリカ合衆国 (USA)  言語: 英語 (EN)
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カナダにおける牛肉加工処理工場はカナダ連邦食品検査局が所管するものと州/準州が所管するものと2通りあり,全生産量の95%を占める前者は連邦食肉検査法に基づいて規制されるが,5%の後者は州ごとの規制によっている。大規模な連邦政府所管工場の製品の流通範囲は大きいため規制は厳しいが,州/準州所管工場の規制は州によって違いがあり,リスクに対する認識の差を生む恐れがある。2012年にカナダ国内で大腸菌O157:H7によるアウトブレークが発生したことによりカナダ産ビーフの安全性が懸念されるようになった。牛肉生産量の多いアルバータ,ブリティッシュ・コロンビア,マニトバ,オンタリオ及びサスカチュワンの5州で食品安全性リスク,リスク軽減策及び問題点について調査するため,州の農業省又は厚生省(サスカチェワン州)の食品安全性専門官合せて6名に対して詳細キーインフォーマント面接を行った。その結果,牛肉生産の全工程を通じて最も高リスクと考えられるのが全5州で共通していた温度虐待であった。リスク軽減策では現在の食肉安全性政策と規制,そのための適切な工場査察と工程の標準化が特に重要であるとの回答を得た。問題点としては州によって工程の標準化が行われていないことやHACCPの義務化が行われていないこと,工場査察が頻繁でないことが挙げられ,州による規制を改善する必要があると結論した。
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分類 (2件):
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食品衛生一般  ,  食肉一般 

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