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J-GLOBAL ID:201702220539084495   整理番号:17A0782860

局在4d電子層状ペロブスカイトLa5Mo4O16に関する飛行時間弾性及び非弾性中性子散乱研究

Time-of-Flight Elastic and Inelastic Neutron Scattering Studies on the Localized 4d Electron Layered Perovskite La5Mo4O16
著者 (15件):
資料名:
巻: 86  号:ページ: 064803.1-064803.6  発行年: 2017年06月15日 
JST資料番号: G0509A  ISSN: 0031-9015  CODEN: JUPSA  資料種別: 逐次刊行物 (A)
記事区分: 原著論文  発行国: 日本 (JPN)  言語: 英語 (EN)
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準正方格子層状ペロブスカイト型化合物La5Mo4O16における磁気構造とスピン波励起を,中性子回折法と非弾性中性子散乱法を組合せて,多結晶試料を使って研究した。中性子粉末回折精密化により,磁気構造はab面ではフェリ磁性,c軸に沿って反強磁性積層であり,磁気伝搬ベクトルk =(0,0,1/2)であることを明らかにした。秩序磁気モーメントは,4KでMo5+(4d1)イオンが0.54(2)μB,Mo4+(4d2)イオンが1.07(3)μBと評価した。これは予測した値の約半分である。非弾性中性子散乱の結果は,磁気ゾーン中心のスピンギャップでその証拠が得られたMoイオンのスピン-軌道相互作用が原因となったc軸に沿った強い容易軸磁気異方性を見せた。面内異方性交換相互作用,層間交換相互作用,及び容易軸単一イオン異方性から成るモデルハミルトニアンにより,著者らの非弾性中性子散乱データをうまく説明できた。層内交換相互作用と比較して強いIsing型異方性と弱層間結合により,最近La5Mo4O16で観測された高温磁気抵抗と長時間磁化減衰両方を説明できた。(翻訳著者抄録)
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分類 (1件):
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酸化物結晶の磁性 
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