抄録/ポイント:
抄録/ポイント
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本稿はミュージアムパーク茨城県自然博物館(以下,当館という)におけるインターネット広報について初めて報告し,ソーシャル・ネットワーキング・サービス(以下,SNS)を利用した広報企画の取り組みの成果について検証する。当館ウェブサイトへのアクセス数は年々増加しており,インターネットの広報における重要性は増大してきている。特にSNSは来館者が自身の意見や感想を広く発信することができ,口コミによる宣伝効果が期待される注目すべきツールである。そこで新たな試みとして,第62回企画展「マンモスが渡った橋-氷河期の動物大移動-」(以下,マンモス展という)でSNS(Twitterおよびfacebook)を利用した広報企画を展開した。その結果,当館に関する情報がSNS上で紹介される数が大幅に上昇し,さらに,マンモス展以降の企画展においてもその効果は緩やかに持続していることがわかった。今後の当館の広報宣伝を行う上で,TwitterやfacebookなどのSNSを利用した広報企画は高い効果が期待できるといえる。(著者抄録)