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J-GLOBAL ID:201702220909134891   整理番号:17A0479682

農地等の放射性物質の除去・低減技術の開発-果樹・茶における放射性物質移行低減対策技術の開発-第1編 果樹・茶における放射性セシウム移行要因の解明および移行低減対策技術の開発 第2章 茶園における放射性セシウムの除去・低減技術の開発 7 茶における放射性セシウムの移行に及ぼす要因解析

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資料名:
号: 565  ページ: 119-125  発行年: 2017年03月31日 
JST資料番号: S0070A  資料種別: 逐次刊行物 (A)
記事区分: 原著論文  発行国: 日本 (JPN)  言語: 日本語 (JA)
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(ア)茶樹体中の放射性セシウムは降下直後には葉層などの樹体の上部に多く存在していたが,収穫やせん枝を経るごとに減少し,部位による濃度の差も小さくなることを明らかにした。フォールアウト直後から2年間の荒茶中の134Csと137Csの実効半減期は,それぞれ0.30年,0.36年と試算された。(イ)2011年5月の一番茶収穫後の中切り処理により,翌年の一番茶の137Cs濃度が中切りを行わなかった区より56%低減することを明らかにした。(ウ)安定セシウムを用いた実験により,降下直後の洗浄であれば濃度低減効果が期待できると推定された。また,安定セシウムの土壌への施用実験により,570μg/m2及び5360μg/m2の施用量では4年経過しても新芽への吸収移行は確認されないことを明らかにした。葉面散布により古葉に吸収されたセシウムは,古葉のCs/K比を保ったまま新芽に移行する傾向が見出され,古葉のカリウム含量を測定することで,新芽中の放射性セシウム濃度を予測できる可能性のあることを示した。(エ)新芽の放射性セシウム濃度低減対策として,中切り等のせん枝が有効であることを実証した。(著者抄録)
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分類 (3件):
分類
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植物生理学一般  ,  し好料作物  ,  植物での代謝と蓄積 
引用文献 (3件):

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