抄録/ポイント:
抄録/ポイント
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本稿では,不確定要素が入る不完全情報ゲームを独自に設定し,不完全情報ゲームに対して機械学習によって人工知能が不明瞭である部分を予測することが可能であるかどうかを確認した。今回の学習において,総学習回数1,000,000の中の個体数と世代数の組み合わせは個体数1,000で世代数1,000である学習方法が適しているという結果を示した。個体数を大きくすれば,学習にかかる時間は増加し,時間効率の点から個体数1000が適正であった。学習の結果,このエージェントがフィールド内を探索するための各方向へ移動する確率は,上方向18.18%,下方向31.92%,右方向31.78%,左方向8.10%であった。移動確率の変化により,エージェントの移動傾向が変化し,終了位置の付近を探索するようになって全体的な移動回数が減少した。エ一ジェントが終了位置を過ぎても移動した場合,対策として,別の予想を立てることや,周囲のマスを確認することなどをルールとする学習を導入した。