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J-GLOBAL ID:201702221180799991   整理番号:17A0897632

IoTマルウェアにおけるパッキングの傾向調査(第一報)

A First Trend Review of Runtime Packers for IoT Malware
著者 (5件):
資料名:
巻: 117  号: 78(IA2017 1-11)  ページ: 19-24  発行年: 2017年06月01日 
JST資料番号: S0532B  ISSN: 0913-5685  資料種別: 会議録 (C)
記事区分: 原著論文  発行国: 日本 (JPN)  言語: 日本語 (JA)
抄録/ポイント:
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IoT(Internet of Things)デバイスに感染するマルウェアが急増している。挙動の把握などを目的にこれらのマルウェアを解析する際,もしマルウェアがパッキング(圧縮もしくは暗号化)されているのであれば,その本来のコードが隠蔽されているため,パッキングされていることを前提に解析をしなければ十分な精度が得られない。そこで,パッキングへの対応がどの程度重要なのかを明かにする目的で,本稿ではパッキングされたIoTマルウェアの割合などのパッキングの傾向を調査した。調査はIoTマルウェア16,402検体に対して実施し,エントロピ解析でパッキングされている検体を判定した。加えて,検体のベーシックブロックの構造などを基に,パッカーが何種類存在するのかを調べた。調査の結果,238検体(1.45%)がパッキングされていると判定され,UPXを含む5種類のパッカーの存在が確認できた。現状ではパッキングされている検体はそれほど多くないことが分かった。(著者抄録)
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分類 (2件):
分類
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計算機網  ,  データ保護 
引用文献 (25件):
  • C. Botnet, ′′Internet census 2012- port scanning /0 using insecure embedded devices -′′. http://internetcensus2012.git-hub.io/InternetCensus2012/paper.html
  • O. Bilodeau and T. Dupuy, ′′Dissecting linux/moose-the analysis of a linux router-based worm hungry for social networks-,′′ 2015. https://www.welivesecurity.com/wp-content/uploads/2015/05/Dissecting-LinuxMoose.pdf
  • Dr.Web, ′′Investigation of linux.mirai trojan family,′′ 2016. https://st.drweb.com/static/new-www/news/2016/september/Investigation_of_Linux.Mirai_Trojan_family_en.pdf
  • D. Inoue, M. Eto, K. Yoshioka, S. Baba, K. Suzuki, J. Nakazato, K. Ohtaka, and K. Nakao, ′′nicter: An incident analysis system toward binding network monitoring with malware analysis,′′ Information Security Threats Data Col-lection and Sharing, 2008. WISTDCS'08. WOMBAT Work-shop onIEEE, pp.58-66 2008.
  • Y.M.P. Pa, S. Suzuki, K. Yoshioka, T. Matsumoto, T. Kasama, and C. Rossow, ′′Iotpot: Analysing the rise of iot compromises,′′ 9th USENIX Workshop on Offensive Tech-nologies (WOOT 15), pp.1-9, USENIX Association, Wash-ington, D.C., 2015.
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タイトルに関連する用語 (4件):
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