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J-GLOBAL ID:201702221347923271   整理番号:17A0994372

核果類の生物的防除剤としてのPenicillium frequentansの応用の適応条件と安全性【Powered by NICT】

Adaptive conditions and safety of the application of Penicillium frequentans as a biocontrol agent on stone fruit
著者 (4件):
資料名:
巻: 254  ページ: 25-35  発行年: 2017年 
JST資料番号: A0434C  ISSN: 0168-1605  資料種別: 逐次刊行物 (A)
記事区分: 原著論文  発行国: オランダ (NLD)  言語: 英語 (EN)
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Penicillium frequentans(Pf909)は,核果類におけるMonilinia spp.により引き起こされる灰星病を減少させた。ヨーロッパにおける微生物生物的防除剤の登録は,生物学的製品のリスクと安全性に関する情報を必要とする。本研究は動物及びヒト医薬品として使われている市販の抗真菌化合物へPf909生存と成長に及ぼす物理的環境,果実表面にPf909マイコトキシン産生,Pf909抵抗の影響に焦点を当てた。Pf909の菌糸成長と胞子形成に及ぼす温度(4~37°C),水分活性(0.999~0.900),pH(3~11),光強度(090及び180lm)と光周期(0/24,1212 16/8,24/0;明/暗)の影響を,培養培地上でin vitroで10日間モニターした。Pf909の菌糸成長に対する抗真菌化合物の抗真菌活性は,72時間のインキュベーション後の定量的微量吸光分光分析アッセイにより測定した。Pf909で処理したネクタリン表面上の四不揮発性マイコトキシン(パツリン,ペニシリン酸,オクラトキシンAとシトリニン)の存在又は不在をHPLCで測定した。成長速度は水分活性,温度,及び光暴露条件に大きく影響された。Pf909は22°Cと25°Cで最大成長および胞子形成を示し,湿潤条件(0.999水分活性),pH5.6で9,および暗所または短い光光周期。著者らの結果は,使用したすべての抗真菌化合物は試験した市販用量でPf909菌糸成長を有意に減少することを示した。HPLCデータ分析は,生物殺菌剤(Pf909)散布7日後は,ネクタリンの表面にマイコトキシン生成物ではないことを示した。最後に,系統発生的関係はマイコトキシンを産生するPf909と他種Penicilliumの中で示されていない。結論として,生態学的観点から,Pf909は広範囲の気候条件で活発に確立し,生存するであろう。ヒトおよび動物の健康へのリスクの確率は非常に低いと考えられた。Copyright 2017 Elsevier B.V., Amsterdam. All rights reserved. Translated from English into Japanese by JST.【Powered by NICT】
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分類 (4件):
分類
JSTが定めた文献の分類名称とコードです
食品衛生一般  ,  肉製品  ,  食品の汚染  ,  分化,増殖,成長,生殖 

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