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J-GLOBAL ID：201702221550231688   整理番号：17A1945894

マルチチャネルNMFにおける空間相関行列の初期値設定法

著者 (2件)： 田島優 (北大 大学院情報科学研究科) ,  田中章 (北大 大学院情報科学研究科)
資料名： 信号処理シンポジウム講演論文集(CD-ROM)  (信号処理シンポジウム(CD-ROM))
巻： 32nd  ページ： ROMBUNNO.P-5  発行年： 2017年 
JST資料番号： F1687A  資料種別： 会議録 (C)
記事区分： 短報  発行国： 日本 (JPN)  言語： 日本語 (JA)

抄録/ポイント： 近年,音源分離手法の一つとして,マルチチャネル非負値行列因子分解(MNMF)が用いられている。MNMFは計算量が多いため収束に時間がかかることが知られている。それに対し,我々は先行研究においてランダムな初期値設定に代わり,従来のNMF(SNMF)を用いて基底行列と係数行列の初期値を構成することで収束性能を改善することに成功した。一方,これまで空間相関行列に対する効率的な初期値設定法は提案されていなかったため,本稿で新たな空間相関行列の初期値設定法を提案する。具体的には先行研究で提案した手法により推定した係数行列の右逆行列を観測行列に乗じることで,空間相関行列の初期値を求める。数値実験により提案手法が従来手法に比べて収束が速いことを確認する。(著者抄録)

シソーラス用語： *信号処理 ,  チャネル ,  *因数分解 ,  行列 ,  *初期値設定 ,  逆行列 ,  数値 ,  速度
準シソーラス用語： マルチチャネル ,  *音源分離 ,  収束速度 ,  初期値 ,  相関行列 ,  *非負行列因子分解

分類 (2件)： 信号理論  (ND02020G) ,  数値計算  (JE02000J)

タイトルに関連する用語 (4件)： マルチチャネル ,  NMF ,  相関行列 ,  初期値設定