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J-GLOBAL ID：201702221745843836   整理番号：17A0846154

島根大学の教養育成科目「ジオパーク学演習」における取り組みについて

著者 (12件)： 林広樹 (地学団体研究会) ,  林広樹 (島根大 大学院総合理工学研究科) ,  入月俊明 (地学団体研究会) ,  入月俊明 (島根大 大学院総合理工学研究科) ,  野村律夫 (地学団体研究会) ,  野村律夫 (島根大 教育) ,  大平寛人 (地学団体研究会) ,  大平寛人 (島根大 大学院総合理工学研究科) ,  高須晃 (地学団体研究会) ,  高須晃 (島根大 大学院総合理工学研究科) ,  辻本彰 (地学団体研究会) ,  辻本彰 (島根大 教育)
資料名： 地学教育と科学運動
号： 78  ページ： 64-70  発行年： 2017年06月26日 
JST資料番号： L3434A  ISSN： 0389-3766  資料種別： 逐次刊行物 (A)
記事区分： 原著論文  発行国： 日本 (JPN)  言語： 日本語 (JA)

抄録/ポイント： 島根大学では,2013年度より5つの特別副専攻プログラムを展開している。その内の一つが「ジオパーク学」である。「ジオパーク学入門」(1年生以上・前期),「ジオパーク学各論」(1年生以上・後期),「ジオパーク学演習」(2年生以上・前期)の3科目をコア科目とした8単位で構成されている。本論では,「ジオパーク学演習」の内容を概説し,2015年度の実践内容を報告した。初年次の「ジオパーク学入門」の履修登録者は全学で350人を超えて人気科目となっている一方,2年次のジオパーク学演習」の履修登録者はわずか16名に過ぎない。休日を使った野外実習が多く,事前学習や事後学習の作業量も多いため,特別に意識の高い学生のみが残っていると考えられる。履修者が楽しみながら主体的に演習に参加し,地域の魅力を再発見できたことが窺える。

シソーラス用語： 島根県 ,  *学校教育 ,  自然公園 ,  カリキュラム ,  *大学
準シソーラス用語： *ジオパーク ,  シラバス ,  地質遺産 ,  野外実習

分類 (1件)： 宇宙・地球科学教育  (DA01050N)

引用文献 (19件)：

• 天野一男・松原典孝・細井 淳・本田尚正・小峯慎司・伊藤太久(2011)茨城県北ジオパーク構想での茨城大学の活動. 地学雑誌, 120,786-802.
• 天野一男・細井 淳(2014)ジオパーク事業における大学の役割. 地学教育と科学運動, 73,7-10.
• 青木賢人(2015)大学におけるジオパークの教育的活用-白山手取川ジオパークと金沢大学地域創造学類の事例-.2015年度日本地理学会春季学術大会講演要旨, 87, 5-5.
• 林 広樹・赤坂正秀・高須 晃 (2009) 山陰・島根ジオパーク構想の最近の取り組みについて. 月刊地球, 31, 437-444.
• 林 広樹・高須 晃・入月俊明・赤坂正秀(2013)アドバイザーから見た隠岐ジオパークの魅力. 地学教育と科学運動,69,18-26.

タイトルに関連する用語 (3件)： 教養 ,  ジオパーク ,  演習