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J-GLOBAL ID：201702221805860533   整理番号：17A0217558

「低炭素社会と企業」CO₂排出量の開示を導入した資産市場モデルにおける投資行動の分析:経済実験によるアプローチ

Changing Investment Behavior under Disclosure of CO₂ Emissions: An Approach with Economic Experiments

著者 (5件)： 西野成昭 (東大) ,  本田智則 (産業技術総合研) ,  赤井研樹 (島根大) ,  青木恵子 (横浜国大) ,  稲葉敦 (工学院大)
資料名： 日本LCA学会誌  (Journal of Life Cycle Assessment, Japan)
巻： 13  号： 1  ページ： 60-72  発行年： 2017年01月25日 
JST資料番号： L6922A  ISSN： 1880-2761  資料種別： 逐次刊行物 (A)
記事区分： 原著論文  発行国： 日本 (JPN)  言語： 日本語 (JA)

抄録/ポイント： 金融の側面から企業の環境保全活動を支えるために公開された環境情報に対する投資決定意思の変化を明らかにする経済実験について報告した。ここではCO₂排出量削減の環境情報が開示された資産市場モデルを構築し,実際の人間が被験者となって投資意思決定の影響分析を行った。その結果市場参加者のうち環境配慮型投資家の割合が増えるほどCSR株の価格が高くなるとの知見を確認できた。CO₂削減の効果が投資家の金銭的向上に繋がることが実証できた。

シソーラス用語： *戦略 ,  意思決定 ,  金融 ,  *行動 ,  社会的責任 ,  減少
準シソーラス用語： 低炭素社会 ,  *投資戦略 ,  *環境配慮行動 ,  CSR【企業】 ,  温室効果ガス排出量削減

分類 (1件)： 環境問題  (SA01020V)

引用文献 (29件)：

• NPO法人 社会的責任投資フォーラム編(2010):日本SRI年報2009,57pp.
• 本田智則,稲葉敦(2008):第3回日本LCA学会研究発表会講演要旨集,名古屋,246-247
• 日本LCA学会,日本LCA学会 環境情報研究会,日本LCA学会ホームページ,入手先<http://ilcaj.sntt.or.jp/lcahp/kenkyukai-5.html>,(参照 2016-9-25)
• Consolandi C., Innocenti A., Vercelli A. (2009): Research in Economics, 63(4), 242-252
• Lowenstein G. (1999): Economic Journal, 109 (453), 25-34

タイトルに関連する用語 (10件)： 低炭素社会 ,  企業 ,  CO2排出量 ,  資産 ,  市場モデル ,  投資 ,  行動 ,  分析 ,  経済 ,  実験