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J-GLOBAL ID:201702221898776442   整理番号:17A0926106

大腸菌で組換え型治療用蛋白質を生産するための変性条件下でのPEG沈殿による封入体精製

Purification of inclusion bodies using PEG precipitation under denaturing conditions to produce recombinant therapeutic proteins from Escherichia coli
著者 (16件):
資料名:
巻: 101  号: 13  ページ: 5267-5278  発行年: 2017年07月 
JST資料番号: H0764A  ISSN: 0175-7598  CODEN: EJABDD  資料種別: 逐次刊行物 (A)
記事区分: 原著論文  発行国: ドイツ (DEU)  言語: 英語 (EN)
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ポリエチレングリコール(PEG)沈殿は組換え蛋白質や抗体を含む生体分子の精製に広範囲に用いられてきた。PEG沈殿は高分子に対して高い回収率/精製度を示し,この有機化合物はイオン交換や疎水性相互作用カラムにより標的蛋白質から除去できる。大腸菌蛋白質発現システムでの組換え型蛋白質精製での高価なゲルろ過クロマトグラフィー(SEC)の適切で安価な代替物としてPEG沈殿を用いたヒトインターロイキン15(rhIL-15)の新規な生産過程を報告する。rhIL-15封入体を7M塩酸グアニジンで可溶化した後,PEG6000を最終濃度5%(w/v)になるよう添加し,標的蛋白質を沈澱させた。S-200サイズ排除カラムの利用と比較し,PEG沈殿は工程時間が短縮されると同時にスケールアップも容易であり,同等な蛋白質収量と精製度をもたらした。リフォールディングとさらなる精製後,この組換え体は標品のrhIL-15と同様の生理活性を示した。大腸菌蛋白質発現系由来蛋白質の製造工程として,変性条件下の封入体のPEG沈殿が高い潜在性を持つことを明らかにした。
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分類 (1件):
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菌体の生産 

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