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J-GLOBAL ID:201702221961333228   整理番号:17A1418952

角膜内皮細胞はサイトメガロウイルス感染後の抗ウイルス応答の生得的および獲得アームを活性化する【Powered by NICT】

Corneal endothelial cells activate innate and acquired arm of anti-viral responses after cytomegalovirus infection
著者 (11件):
資料名:
巻: 161  ページ: 143-152  発行年: 2017年 
JST資料番号: E0658B  ISSN: 0014-4835  資料種別: 逐次刊行物 (A)
記事区分: 原著論文  発行国: オランダ (NLD)  言語: 英語 (EN)
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ヒトサイトメガロウイルス(CMV)による角膜内皮細胞の感染は角膜内皮炎の重要な原因である。サイトメガロウイルス内皮炎は完全に治癒が困難であり,再発が多かった。これは盲検角膜水ほう性角膜症を引き起こす可能性がある。しかし,CMV内皮炎の病因は不明のままである。内皮炎の免疫病理学を理解するために,著者らは,角膜内皮細胞は全体的転写応答に基づいてCMV感染後の抗ウイルス免疫を刺激するかを検討した。これを達成するために,ヒト角膜内皮細胞(HCEn)細胞はCMVに感染しており,包括的転写応答は,ネットワーク分析を用いた原発性抗ウイルス応答のマイクロアレイ解析により決定した。リアルタイム逆転写酵素-ポリメラーゼ連鎖反応(RT PCR)と蛋白質アレイ分析を用いて,抗ウイルスサイトカインは,誘起された自然免疫応答を活性化したかどうかを決定したかどうかを調べることであった。後天性免疫応答のプライミングが活性化されたかどうかを調べるため,CMV感染HCEn細胞はCMV血清陽性ドナーからの同種CD8~+T細胞と共培養したおよびインターフェロンγ分泌を測定することによりCD8~+エフェクターT細胞のプライミング活性を試験した。HCEn細胞のCMV応答は先天性免疫プライミングを代表するI型インターフェロンとパターン認識受容体経路によって特性化した。包括的転写活性化は抗菌応答関数を用いた抗原提示と特に関係していた。蛋白質アレイ分析は先天性免疫応答としてCXCL10を含む抗ウイルス炎症性サイトカインの分泌の有意な増加を示した。HCEn細胞はCMV感染は抗ウイルス獲得免疫を活性化したかどうかを検討したとき,CMV感染HCEn細胞はCMV血清陽性ドナーからのCD8~+T細胞の増殖を刺激した直接,pp65ウイルスエピトープはCD8~+T細胞からのインターフェロンγ分泌を誘導した。CMV感染HCEn細胞は先天性免疫プライミングと共にCD8~+エフェクターT細胞の後天性免疫プライミングの規定を誘導すると結論した。この情報は難治性角膜内皮炎を治療するための有用な診断手順と効果的な治療戦略の開発に役立つであろう。Copyright 2017 Elsevier B.V., Amsterdam. All rights reserved. Translated from English into Japanese by JST.【Powered by NICT】
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分類 (2件):
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眼の疾患の薬物療法  ,  感染症・寄生虫症の治療 
タイトルに関連する用語 (5件):
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