抄録/ポイント:
抄録/ポイント
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新興のLS-MIMO技術に依存する無線ビデオ伝送アーキテクチャを提案した。最先端の高効率ビデオ符号化(別名H.265)を使用すると,たとえ従来の小規模MIMOベースアーキテクチャが高複雑度の最適な最尤検出器とレート1/3再帰的体系的畳み込みチャネルコーデックを使用する場合でも,筆者らは,低複雑度線形ゼロフォーシング検出器を呼び出し,任意の通信路符号化を不要とする提案アーキテクチャが,従来の小規模MIMOアーキテクチャよりも大幅に性能が上回ることができることを実証した。具体的には,従来の小規模MIMOシステムと比較して,提案のLS-MIMOベース方式の実効システムスループットは最大3倍に増加し,PSNRで定量化された再構成ビデオの品質は遅延許容ビデオファイル配信アプリケーションにおいてE
b/N
0≒6dBのチャネルSNRで約22.5dB,および唇を同期させたリアルタイム双方向ビデオアプリケーションにおいて約20dB改善された。あるいは,省エネルギーの観点から達成可能な改善を見ると,遅延許容ビデオアプリケーションシナリオでは,36dBのPSNRでΔE
b/N
0≒5dBと高いチャネルSNR利得が観測され,そして,また,リアルタイムビデオアプリケーションシナリオでは,さらにより高いチャネルSNR利得が達成された。従って,筆者らは,LS-MIMO支援無線マルチメディア通信が,power-thirstyチャネルコーデックを完全に不要とすることができることを予想した。Copyright 2017 The Institute of Electrical and Electronics Engineers, Inc. All Rights reserved. Translated from English into Japanese by JST