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J-GLOBAL ID：201702222012649334   整理番号：17A0506874

DSCに基づくマウスにおける神経変性障害を研究するための新しい方法

A new approach for investigating neurodegenerative disorders in mice based on DSC

著者 (7件)： TENCHOV Boris (Medical Univ., Sofia, Sofia, BGR) ,  TENCHOV Boris (Ohio State Univ. Coll. of Pharmacy, OH, USA) ,  ABAROVA Silviya (Medical Univ., Sofia, Sofia, BGR) ,  KOYNOVA Rumiana (Ohio State Univ. Coll. of Pharmacy, OH, USA) ,  TRAIKOV Lubomir (Medical Univ., Sofia, Sofia, BGR) ,  DRAGOMANOVA Stela (Medical Univ., Varna, BGR) ,  TANCHEVA Lyubka (Inst. of Neurobiology, Bulgarian Acad. of Sci., Sofia, BGR)
資料名： Journal of Thermal Analysis and Calorimetry  (Journal of Thermal Analysis and Calorimetry)
巻： 127  号： 1  ページ： 483-486  発行年： 2017年01月 
JST資料番号： H0095C  ISSN： 1388-6150  CODEN： JTHEA  資料種別： 逐次刊行物 (A)
記事区分： 原著論文  発行国： オランダ (NLD)  言語： 英語 (EN)

抄録/ポイント： 神経変性障害の研究における示差走査熱量測定(DSC)の可能性を調べるため,スコポラミン誘発Alzheimer病のマウスと健康なマウスから分離した脳組織ホモジネートのDSC曲線を測定し,比較した。Alzheimer病の発病に対して保護作用が期待できる物質(ミルテナール,エラグ酸,リポ酸,アスコルビン酸)をスコポラミンと共に投与して脳組織のDSC曲線も測定した。最後の投与から24h後に分離した脳組織にリン酸塩緩衝液を加えて均質化し,遠心分離して上澄液をDSCで分析した。スコポラミン誘発Alzheimer病マウスの脳組織の熱容量曲線は健康なマウスと著しく異なっていた。スコポラミンと2種類の保護物質を同時に投与した脳組織の熱容量曲線は健康なマウスに類似していた。これらの結果はDSCがAlzheimer病の脳組織で生じている分子や超分子の組成変化を高感度に検出可能なことを示す。

シソーラス用語： *Alzheimer病 ,  神経系疾患 ,  抗コリン作動薬 ,  保護作用 ,  マウス ,  動物組織 ,  熱容量 ,  *示差走査熱量測定 ,  脳診断 ,  窒素複素環化合物 ,  芳香族化合物 ,  酸素複素環化合物 ,  トロパンアルカロイド ,  架橋化合物 ,  カルボン酸エステル ,  ヒドロキシ酸 ,  芳香族ケトン ,  ラクトン ,  多価フェノール ,  芳香族縮合化合物 ,  カルボン酸 ,  硫黄複素環化合物 ,  水溶性ビタミン ,  第二アルコール ,  ポリオール
準シソーラス用語： 神経変性障害 ,  脳組織

分類 (2件)： 基礎診断学  (GC03002P) ,  有機化合物の化学分析  (CC07034C)

物質索引 (5件)： スコポラミン ,  ミルテナール ,  エラグ酸 ,  リポ酸 ,  アスコルビン酸

タイトルに関連する用語 (4件)： DSC ,  マウス ,  神経変性障害 ,  研究