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J-GLOBAL ID:201702222017191695   整理番号:17A0079416

アシル-アシルキャリア蛋白質シンテターゼの欠損したマーカーレス藍藻類変異体の分離及び構築のための簡便法

A simple method for isolation and construction of markerless cyanobacterial mutants defective in acyl-acyl carrier protein synthetase
著者 (17件):
資料名:
巻: 100  号: 23  ページ: 10107-10113  発行年: 2016年12月 
JST資料番号: H0764A  ISSN: 0175-7598  CODEN: EJABDD  資料種別: 逐次刊行物 (A)
記事区分: 原著論文  発行国: ドイツ (DEU)  言語: 英語 (EN)
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アシル-アシルキャリア蛋白質シンテターゼ(Aas)の欠損した藍藻類変異体は外部培地に遊離脂肪酸(FFAs)を分泌するので,バイオ燃料の光合成生産を目的とした研究に利用されてきた。Synechocystis sp.PCC6803の野生株は添加したリノレン酸に対し非常に感受性であるが,aas遺伝子欠損変異体は外部供給の脂肪酸に耐性であることが知られている。本研究において,野生株Synechocystis細胞はラウリン酸,オレイン酸及びリノール酸に感受性であり,これらの脂肪酸への耐性がaas遺伝子の不活化により強化されることを示した。これらの観察に基づいて,選択剤としてリノール酸又はリノレン酸を使った対抗選択法により,Synechocystis細胞の培養液からaas欠損変異体を分離する効率的方法を開発した。選択されたFFA耐性変異体の約70%で,種々のaas変異が見つかった。選択剤としてラウリン酸を使って,Synechococcus sp.PCC7002からも様々なaas変異体を分離した。FFAsを使った選択法は,Synechocystis sp.PCC6803及びSynechococcus sp.PCC7002からのマーカーレスaasノックダウン変異体の構築にも有効であった。FFA産生藍藻類の遺伝子工学は,対抗選択に対するFFAsの利用により大きく促進されるであろう。Copyright 2016 The Author(s) Translated from English into Japanese by JST.
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