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J-GLOBAL ID:201702222590000388   整理番号:17A0509547

フェノールによるMalassezia globosa炭酸アンヒドラーゼの阻害

Inhibition of Malassezia globosa carbonic anhydrase with phenols
著者 (12件):
資料名:
巻: 25  号:ページ: 2577-2582  発行年: 2017年05月01日 
JST資料番号: W0556A  ISSN: 0968-0896  資料種別: 逐次刊行物 (A)
記事区分: 原著論文  発行国: オランダ (NLD)  言語: 英語 (EN)
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有効なふけ防止剤標的である真菌寄生生物Malassezia globosa(MgCA)由来のβ-クラス炭酸アンヒドラーゼ(CA,EC4.2.1.1)の阻害剤として,22個のフェノールのパネルを調べた。得られた阻害活性を,オフターゲットで広く分布したヒト(h)アイソフォームのhCA I及びIIに対して以前に報告されたものと比較した。試験した全てのフェノールは,臨床的に使用されるスルホンアミドのアセタゾラミドよりMgCAの阻害においてより良好な効力を有し,KIは2.5μMと65.0μMの範囲であった。MgCAの相同性構築モデルもまた,真菌酵素に対するフェノールの結合様式を理解するために使用した。事実,フェノール結合部位と活性部位残基との間の水素結合と疎水性相互作用の広範なネットワークを明らかにした。阻害剤のOH部分は,亜鉛配位水に固定されていること,またSer48およびAsp49と水素結合を形成していることを確認した。フェノール骨格における多様な置換基は,それらの性質および位置に従って,疎水性ポケットの異なる部分と相互作用することを確認した。オフターゲットhCA I及びIIに対するかなり低い阻害に加えて,フェノールの有効なMgCA阻害特性を考慮すると,このクラスの化合物は,化粧品分野において潜在的なふけ防止薬としてかなりの関心があるかもしれない。Copyright 2017 Elsevier B.V., Amsterdam. All rights reserved. Translated from English into Japanese by JST.
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分類 (3件):
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酵素製剤・酵素阻害剤の基礎研究  ,  酵素一般  ,  抗かび薬の基礎研究 
タイトルに関連する用語 (4件):
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