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J-GLOBAL ID:201702222756986974   整理番号:17A0918398

有機構造指向剤としてトリブチルアミンから誘導化したジ四級アンモニウムカチオンを用いたメソ多孔性およびマクロ多孔性のMFIおよびMELゼオライトの二段階結晶化

Two-Stage Crystallization of Meso- and Macroporous MFI and MEL Zeolites Using Tributylamine-Derived Diquaternary Ammonium Cations as Organic Structure-Directing Agents
著者 (5件):
資料名:
巻: 90  号:ページ: 586-594(J-STAGE)  発行年: 2017年 
JST資料番号: G0450A  ISSN: 0009-2673  CODEN: BCSJA8  資料種別: 逐次刊行物 (A)
記事区分: 原著論文  発行国: 日本 (JPN)  言語: 英語 (EN)
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メソ多孔性及び又はマクロ多孔性ゼオライトは,ゼオライト本来のミクロ孔に加えて二次メソ孔及び又はマクロ孔がナノメートルの長さスケールの更なるキャビティーを生み出し,分子拡散経路長を短くするため,非常に注目されている。本報では,有機構造指向剤(OSDA)としてジ四級アンモニウムカチオン(N,N,N,N′,N′,N′-ヘキサブチルヘプタンジアンモニウム,Bu6-dizuat-7)を用いた,二段階結晶化法を経由するメソ多孔性およびマクロ多孔性MFIおよびMELアルミノシリケートゼオライトの合成について述べた。この二段階過程において,ゼオライトの生成には,低温と高温の両方の段階が重要であることがわかった。反応物中の水酸化ナトリウムの量を注意深く変化させることにより,MFIゼオライトもMELゼオライトもどちらも,同じOSDAを利用して得られた。現在の合成条件下では,MFIゼオライトおよびMELゼオライトの生成には,一四級アンモニウム(たとえばテトラブチルアンモニウム)よりもBu6-dizuat-7の方がより選択的であることがわかった。興味深いことに,第一段階(低温段階)の合成時間が,得られるゼオライトの粒子サイズに大きく影響し,合成時間を長くすると,より小さいサイズのゼオライトが得られた。気体の物理収着分析と走査電子顕微鏡観察により,得られたゼオライトは非常に狭い細孔首を持つメソ多孔性およびマクロ多孔性キャビティから成るインク壺状の細孔を有することがわかった。(翻訳著者抄録)
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分類 (1件):
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