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J-GLOBAL ID:201702222819695669   整理番号:17A1428175

癌組織試料におけるmRNA検出のためのPCRを用いない電気化学的方法【Powered by NICT】

A PCR-free electrochemical method for messenger RNA detection in cancer tissue samples
著者 (13件):
資料名:
巻: 98  ページ: 227-233  発行年: 2017年 
JST資料番号: D0173C  ISSN: 0956-5663  資料種別: 逐次刊行物 (A)
記事区分: 原著論文  発行国: オランダ (NLD)  言語: 英語 (EN)
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信頼性と優れた診断性能を有するにもかかわらず,現在利用可能なメッセンジャーRNA(mRNA)検出法は一般的に試料操作,増幅バイアスとより長い分析時間により影響される標的m RNAの酵素的増幅段階を用いた。本論文では,スクリーン印刷金電極(SPE Au)を用いたmRNAの高感度かつ選択的検出のための無増幅電気化学的アプローチを報告した。標的m RNAを選択的に磁気分離により分離し,非修飾SPE Au上に直接吸着された。表面に付着したmRNAは,[Fe(CN)6]~4 /3酸化還元系存在下での示差パルスボルタンメトリー(DPV)によって測定した。この方法はPCR増幅段階を回避するだけでなく認識と伝達層を用いた従来のバイオセンシングアプローチに関与する複数の段階を避けることによりアッセイ構築を単純化する。著者らの方法は,二種の癌細胞株におけるFAM134B m RNAを検出するための良好な感度(LOD=1.0pM)と再現性(%RSD=<5%,3)と食道癌患者から採取した臨床試料(試料数=26)の小コホートを実証した。この方法の分析性能は標準的なqRT-PCR分析を用いて検証した。PCR法は,臨床試料における腫瘍特異的m RNAの分析に非常に有望であると信じている。Copyright 2017 Elsevier B.V., Amsterdam. All rights reserved. Translated from English into Japanese by JST.【Powered by NICT】
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分類 (3件):
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生化学的分析法  ,  遺伝子発現  ,  核酸一般 
タイトルに関連する用語 (5件):
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