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J-GLOBAL ID：201702223447453203   整理番号：17A0483894

収益力向上のための研究開発-水田複合経営の新作型の開発に向けた研究-第3章 寒冷地水田作における複合経営モデル策定と技術開発要素の提示 1 東北地域太平洋側の大規模水田作集落営農モデル策定と技術開発要素の提示

著者 (1件)： 高橋太一 (農業・食品産業技術総合研究機構 東北農業研究セ)
資料名： 農林水産省農林水産技術会議事務局研究成果  (農林水産技術会議事務局研究成果)
号： 566  ページ： 18-21  発行年： 2017年03月31日 
JST資料番号： S0070A  資料種別： 逐次刊行物 (A)
記事区分： 原著論文  発行国： 日本 (JPN)  言語： 日本語 (JA)

抄録/ポイント： (ア)東北地域太平洋側については,大規模集落営農組合法人を対象にしている。経営耕地150ha規模の集落営農水田作に野菜作を導入する初期段階の目標として経営モデルを設定した。(イ)経営モデルからは,タマネギ作導入の経済効果として付加価値額144%,一人当たり労働者報酬の303万円の増加が試算できた。これらの成果は技術目標(単収・生産費等),販売単価,販売量が本モデルの想定通りに達成された場合に実現されるものである。(ウ)開発技術要素に関しては,東北における春まきタマネギの作付け自体が新規性の高い取り組みである。開発技術に関しては商品生産としての体系的機械化までは至っていない。このため収益性向上については労働力制約が強く働くことに留意する必要がある。(著者抄録)

シソーラス用語： 寒冷地 ,  作業 ,  *農業経営 ,  *タマネギ ,  経済効果 ,  賃金 ,  *栽培 ,  *生産 ,  指標 ,  作付体系
準シソーラス用語： 寒冷地域 ,  寒冷地作業 ,  *複合経営【農業】 ,  大規模経営 ,  報酬 ,  *野菜生産 ,  収益性

分類 (3件)： 農業経済,農業経営  (FB01020L) ,  野菜  (FC03043X) ,  稲作  (FC03020C)

タイトルに関連する用語 (13件)： 収益 ,  研究 ,  開発 ,  水田 ,  複合経営 ,  作型 ,  寒冷地 ,  モデル ,  要素 ,  地域 ,  太平洋 ,  大規模 ,  集落営農