抄録/ポイント:
抄録/ポイント
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本研究で著者らは,蛍光X線および画像処理を用い,西表島山湾の底質の調査を実施した。底質は,湾内の9地点から採取後に洗浄し,乾燥してから粉砕せずに分析に用いた。蛍光X線分析による化学元素組成,画像解析による粒径解析,および画像解析による底質の色解析を行った。その結果,化学元素組成は,いずれの場所でもカルシウムが主要であり,その他にストロンチウム等,6種の元素であった。粒径の分布,および底質の色の出現頻度を図に示した。調査結果から,湾の奥から湾口に向かい,カルシウム含有量が増加し,また粒径は増加,色は白色に近くなっていた。これらのことから,湾の場所により底質の差異が生じることがわかった。