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J-GLOBAL ID:201702223629924109   整理番号:17A1703624

新規化合物MP407は環状AMP依存性過程を介して血小板凝集を阻害する【Powered by NICT】

The novel compound MP407 inhibits platelet aggregation through cyclic AMP-dependent processes
著者 (8件):
資料名:
巻: 815  ページ: 324-331  発行年: 2017年 
JST資料番号: B0841A  ISSN: 0014-2999  CODEN: EJPHAZ  資料種別: 逐次刊行物 (A)
記事区分: 原著論文  発行国: オランダ (NLD)  言語: 英語 (EN)
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血小板機能亢進はアテローム血栓症のようないくつかの血管疾患を開始するための重要な役割を果たしている。,効果的な抗血小板剤の開発は,血小板関連疾患を改善するために必要である。本研究では,血小板凝集に対する新しい合成化合物,MP407の影響を検討し,更に基になる機構を明らかにした。著者らの結果は,MP407は用量依存的にコラーゲン誘導血小板凝集,トロンボキサンB_2(TXB_2)産生,細胞内Ca~2+動員,血小板膜糖蛋白GPIIb/IIIa発現,及びAkt,GSK3β,p38MAPK,ホスホ(Ser)PKC基質(p47)のリン酸化を阻害することを示した。MP407は休止および活性化血小板の両方において,周期的なAMP形成を増加させることができた。しかし,アデニル酸シクラーゼの阻害剤である2′-5′-ddAdoとブロッキング環状AMP形成はMP407および関連血小板活性化経路の抗血小板活性を逆転した。MP407もコラーゲン刺激血小板におけるSer157でVASPリン酸化を促進し,これは2′-5′-ddAdoの添加により抑制された。MP407の抗血小板活性は,Akt,GSK3β,p38MAPKとVASPリン酸化の環状AMP依存性調節により調節される可能性がある。,MP407による処理は肺血栓症とADP注入により誘導されたマウスにおける麻痺及び死の数を著しく低下させたが,出血時間に影響しなかった。まとめると,MP407は潜在的候補であるまたは血小板機能亢進誘発性疾患治療のための新しい抗血小板または抗血栓薬を開発するためのもたらす化合物可能性がある。Copyright 2017 Elsevier B.V., Amsterdam. All rights reserved. Translated from English into Japanese by JST.【Powered by NICT】
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分類 (2件):
分類
JSTが定めた文献の分類名称とコードです
血液・体液作用薬の基礎研究  ,  酵素製剤・酵素阻害剤の基礎研究 

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