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J-GLOBAL ID：201702223742579608   整理番号：17A1098023

カルバクロール負荷キトサンナノ粒子は新鮮カットニンジンの品質を維持する【Powered by NICT】

Carvacrol-loaded chitosan nanoparticles maintain quality of fresh-cut carrots

著者 (3件)： Martinez-Hernandez Gines Benito (Dipto. SAFE, Universita degli Studi di Foggia, Via Napoli 25, 71122 Foggia, Italy) ,  Amodio Maria Luisa (Dipto. SAFE, Universita degli Studi di Foggia, Via Napoli 25, 71122 Foggia, Italy) ,  Colelli Giancarlo (Dipto. SAFE, Universita degli Studi di Foggia, Via Napoli 25, 71122 Foggia, Italy)
資料名： Innovative Food Science and Emerging Technologies  (Innovative Food Science and Emerging Technologies)
巻： 41  ページ： 56-63  発行年： 2017年 
JST資料番号： W3212A  ISSN： 1466-8564  資料種別： 逐次刊行物 (A)
記事区分： 原著論文  発行国： オランダ (NLD)  言語： 英語 (EN)

抄録/ポイント： 5°Cで13日間まで貯蔵した新鮮カット(FC)ニンジンスライスの物理化学的,官能的及び微生物的品質に及ぼすカルバクロールを充填したキトサン-トリポリリン酸ナノ粒子(Np EO)の影響を調べた。Np EOは次亜塩素酸ナトリウム(100mgl~( 1)),Np(カルバクロールないキトサン-トリポリリン酸ナノ粒子)または個々のキトサン(0.5%)およびカルバクロール(0.5%)溶液で処理した試料と比較した。Np EOはカルバクロール溶液がカルバクロール関連異臭を避ける最良官能スコアを達成した。さらに,FCニンジンスライスの白化はNp EO試料では減少した。Np EOは未処理(対照)試料と比較して処理日に0.6 3.0log単位によるFCニンジンスライスの微生物レベルを減少させた。Np EOはカルバクロール溶液と同様に貯蔵の最初の9日間にFCニンジンスライスにおける微生物成長を減少させることができた。,2.3(乳酸菌),6.1(酵母およびかび)と5.1 5.4(中温菌,低温菌及び腸内細菌科)を示す貯蔵の終点でNp EO高度に制御された微生物負荷は対照試料と比較してlog CFU/~( 1)単位を低下させた。,Np EOは5°Cで13日間制御よりもFCニンジンスライスの微生物(対照と比較して2 6低いlog CFU/~( 1)単位),官能的(対照よりも良好なスコア2.5まで)および物理化学的品質を維持した高in vitroで試験した場合,植物から抽出した工業的天然精油は高い抗菌特性を有する可能性のある代替物質である。しかし,その殺菌効果は新鮮カット製品の洗浄溶液中での低溶解度のために,大きく減少した。,カルバクロールのような精油のキトサン-トリポリリン酸ナノカプセル化は,従来のNaOCl衛生に選択的に新鮮カット果物と野菜に使用するカルバクロールの抗微生物活性を増加させる大きな機会である。Copyright 2017 Elsevier B.V., Amsterdam. All rights reserved. Translated from English into Japanese by JST.【Powered by NICT】

シソーラス用語： 乳酸菌 ,  腸内細菌科 ,  精油 ,  酵母 ,  抗細菌作用 ,  殺菌作用 ,  三リン酸 ,  *品質 ,  低温菌 ,  *ナノ粒子 ,  野菜 ,  in vitro実験 ,  フェノール類 ,  単環モノテルペン
準シソーラス用語： カット果物 ,  中温菌 , 【Automatic Indexing@JST】

著者キーワード (6件)： 精油 ,  抗菌活性 ,  キトサン ,  カプセル化 ,  新鮮カット ,  白色化

分類 (1件)： 野菜とその加工品  (FJ11020O)

物質索引 (1件)： カルバクロール

タイトルに関連する用語 (3件)： カルバクロール ,  キトサンナノ粒子 ,  ニンジン