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J-GLOBAL ID：201702224047051868   整理番号：17A1972132

CART:悪性関連腹水に対する無細胞と腹水濾過濃縮再静注法【Powered by NICT】

CART: Cell-free and Concentrated Ascites Reinfusion Therapy against malignancy-related ascites

著者 (2件)： Ito Tetsuya (Department of Palliative Care, Japanese Red Cross Medical Center, 4-1-22 Hiroo, Shibuya-ku, Tokyo 150-8935, Japan) ,  Hanafusa Norio (Department of Blood Purification, Tokyo Women’s Medical University Hospital, 8-1 Kawadacho, Shinjuku-ku, Tokyo 162-8666, Japan)
資料名： Transfusion and Apheresis Science  (Transfusion and Apheresis Science)
巻： 56  号： 5  ページ： 703-707  発行年： 2017年 
JST資料番号： W3421A  ISSN： 1473-0502  資料種別： 逐次刊行物 (A)
記事区分： 原著論文  発行国： オランダ (NLD)  言語： 英語 (EN)

抄録/ポイント： 肝硬変および癌患者にみられる一般的な症状,腹水に対する標準戦略はナトリウム摂取の制限と利尿薬の使用を含んでいる。穿刺は,このような治療に反応しない難治性腹水に対して広く適用されている方法である。しかし,新たな疲労と血行力学的不安定性は,おそらく腹水に含まれる蛋白質の損失に起因していた。無細胞と腹水濾過濃縮再静注法(CART)も難治性腹水に対して適用した。CARTは三つのプロセスから構成されている。腹水は最初の細胞成分を除去するためにろ過した後,その体積を低減するために濃縮されている。,アルブミン及びグロブリンのような有用な蛋白質を含む,これらのプロセスを通して得られた流体は最終的に静脈内reinfusedである。CARTは1970年代に初めて報告した。それ以来,それは主に薄い細胞成分を伴う肝硬変腹水に対して適用した。現在,その適応は悪性関連腹水を含むように拡大している。さらに,CARTは悪性関連腹水に対して安全に適用できる。患者の症状のコントロールへの好ましい効果が期待され,特に疲労である。関連証拠は確立されていないが,CARTは難治性腹水に対する戦略として使用するための期待できる。Copyright 2018 Elsevier B.V., Amsterdam. All rights reserved. Translated from English into Japanese by JST.【Powered by NICT】

シソーラス用語： 患者 ,  穿刺 ,  *腹水 ,  安全性 ,  アルブミン ,  肝硬変 ,  静脈 ,  血液動態 ,  細胞構成体 ,  利尿薬
準シソーラス用語： 悪性腫瘍 ,  難治性腹水 ,  *腹水濾過濃縮再静注法 ,  *CART , 【Automatic Indexing@JST】

著者キーワード (5件)： CART ,  無細胞濃縮腹水再輸液療法 ,  Paracentesis ,  腹水 ,  悪性腫瘍

分類 (3件)： 臨床治療学  (GC03013R) ,  腫ようのその他の治療法  (GE03036S) ,  消化器疾患の治療一般  (GH05010V)

タイトルに関連する用語 (4件)： CART ,  腹水 ,  細胞 ,  腹水濾過濃縮再静注法