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J-GLOBAL ID：201702224073772192   整理番号：17A0876886

フラーレンおよび測地線フェニレンBowlのエントロピー駆動Ball-in-Bowlアセンブリ

Entropy-Driven Ball-in-Bowl Assembly of Fullerene and Geodesic Phenylene Bowl

著者 (8件)： IKEMOTO Koki (Univ. Tokyo, Tokyo, JPN) ,  IKEMOTO Koki (JST-ERATO, Tokyo, JPN) ,  KOBAYASHI Ryo (Tohoku Univ., Sendai, JPN) ,  SATO Sota (Univ. Tokyo, Tokyo, JPN) ,  SATO Sota (JST-ERATO, Tokyo, JPN) ,  ISOBE Hiroyuki (Univ. Tokyo, Tokyo, JPN) ,  ISOBE Hiroyuki (Tohoku Univ., Sendai, JPN) ,  ISOBE Hiroyuki (JST-ERATO, Tokyo, JPN)
資料名： Organic Letters  (Organic Letters)
巻： 19  号： 9  ページ： 2362-2365  発行年： 2017年05月05日 
JST資料番号： W1171A  ISSN： 1523-7060  CODEN： ORLEF7  資料種別： 逐次刊行物 (A)
記事区分： 短報  発行国： アメリカ合衆国 (USA)  言語： 英語 (EN)

抄録/ポイント： ナノカーボン実体とフラーレン類の組み合わせは,それらの凹凸分子の認識と炭素リッチな構造から関心を集めている。湾曲したナノカーボンの円錐領域の凹部分には,フラーレン分子が偏在的に収容されているのが透過型電子顕微鏡で観察されている。円錐領域は,開口部を作ることのできる部分である。一方,その欠陥構造は,フラーレン収容にとって好ましい。著者らは,ナノメートルサイズの測地線フェニレンBowlの円錐領域でC60の錯形成を行った。プロトンNMR分光法により,集合化するための1:1錯形成は,エントロピー獲得によって駆動することがわかった。結晶学的分析により,滑らかに湾曲した表面のBall-in-Bowl構造を確認した。不完全に湾曲したグラファイトシートでは,凹凸分子の認識により,フラーレン捕獲の可能性があることが示唆された。

シソーラス用語： 分子構造 ,  化学合成 ,  *フラーレン ,  *エントロピー ,  *組立 ,  *クラスタ分子 ,  *ナノ構造 ,  形態 ,  円錐 ,  透過型電子顕微鏡 ,  フラーレンC60 ,  錯体生成 ,  NMR【磁気共鳴】 ,  測地線 ,  グラファイト ,  分子集合体
準シソーラス用語： C60 ,  NMR分光法 ,  ナノカーボン ,  凹凸 ,  化学構造 ,  錯形成 ,  湾曲

分類 (2件)： 四環以上の炭素縮合多環化合物  (CF06090C) ,  反応に及ぼすその他の効果  (CF02120K)

物質索引 (1件)： 14,19,29,34-(3,8,33,38-テトラ(tert-ブチル)-13,28-(5,5′-ジ(tert-ブチル)-ビフェニル-3,3′-ジイル)-1,5:6,10:15,11:20,16:25,21:30,26:31,35:36,40-オクタメテノテトラコンタン-1,3,6,8,12,14,17,19,22,24,27,29,31,33,36,38-ヘキサデカエン-1,18,23,40-テトライル)-4,9,39,44-テトラ(tert-ブチル)-24,49-シクロ(ウンデカシクロ[45.3.1.1^2,6.1^7,11.1^12,16.1^17,21.1^22,26.1

タイトルに関連する用語 (5件)： フラーレン ,  測地線 ,  フェニレン ,  エントロピー ,  アセンブリ