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J-GLOBAL ID:201702224113066655   整理番号:17A1713849

調理製品における魚種の同定のためのDNAバーコーディング法の評価【Powered by NICT】

Evaluation of DNA barcoding methodologies for the identification of fish species in cooked products
著者 (4件):
資料名:
巻: 84  ページ: 297-304  発行年: 2018年 
JST資料番号: W0246A  ISSN: 0956-7135  資料種別: 逐次刊行物 (A)
記事区分: 原著論文  発行国: イギリス (GBR)  言語: 英語 (EN)
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DNAバーコード化は魚種代替の検出のための強力な配列決定ツールである。しかし,さまざまな料理の方法はDNA配列決定の品質と成功を低減する可能性を持っている。本研究の目的は,全長(655 bp)とミニバーコード(208 226 bp)の両方を用いたDNA配列決定結果に及ぼす一般的調理法の影響を決定するために,種々の魚製品の種同定に使用する最適な方法を決定することであった。六種類の魚(サケ,マグロ,アジ,スケトウダラ,swaiおよびティラピア)を,未調理,焼成,フライイング,ブロイリング,酸調理,くん煙および缶詰を使って3回繰返しで調製した。DNAは各試料から抽出し,チトクロームcオキシダーゼサブユニットI(COI)遺伝子の完全およびミニバーコードを用いて試験した。得られた配列は品質パラメータ,成功率,および遺伝的同定に基づいて比較した。SHEミニバーコードが最高の総合成功率(92 94%)であり,続いて完全なバーコード(90%),SHDミニバーコード(67 90%)であった。個々の調理法を通して,SHEミニバーコードもあるいは完全なバーコードよりも良好な大部分の試料で行った。配列決定結果は,缶詰を除いて,配列決定成功,品質,長さの著しい低下を示した調理法の間でほぼ一致した。完全なバーコードと比較してミニバーコードの減少した配列長さにもかかわらず,魚種の同定は方法間で一貫していた。全体として,本研究の結果は,DNAバーコードは魚種同定のためのロバストなツールであることを,ミニバーコードは完全なバーコードへの補足として使用できる高い可能性を持つことを示した。Copyright 2017 Elsevier B.V., Amsterdam. All rights reserved. Translated from English into Japanese by JST.【Powered by NICT】
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分類 (2件):
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動物性水産食品  ,  遺伝学研究法 
タイトルに関連する用語 (5件):
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