文献

J-GLOBAL ID：201702224300218761   整理番号：17A0555956

レバンスクラーゼによるレバンとフルクトオリゴ糖類の合成:触媒的,構造的と基質特異性特性

Synthesis of Levan and Fructooligosaccharides by Levansucrase: Catalytic, Structural and Substrate-Specificity Properties

著者 (3件)： HILL Andrea (McGill Univ., Quebec, CAN) ,  TIAN Feng (McGill Univ., Quebec, CAN) ,  KARBOUNE Salwa (McGill Univ., Quebec, CAN)
資料名： Current Organic Chemistry  (Current Organic Chemistry)
巻： 21  号： 2  ページ： 149-161  発行年： 2017年 
JST資料番号： W1029A  ISSN： 1385-2728  資料種別： 逐次刊行物 (A)
記事区分： 文献レビュー  発行国： 不明 (ARE)  言語： 英語 (EN)

抄録/ポイント： 新規フルクトオリゴ糖(FOS)とレバンの合成は,プレバイオティクスとしての生理学的特性と官能性から興味深い。本稿では,FOSの,レバンスクラーゼ(LS)酵素触媒による,非活性化ショ糖ドナーからアクセプタ分子へフルクトースが転位する,トランスフルクトシル化反応が関与する,β-(2-6)-レバン,ネオ型FOS,レバン型FOS,およびヘテロフルクトオリゴ糖の合成を紹介した。LS触媒の活性化サイトについて紹介して,そして,交換,加水分解,FOSオリゴマ化,およびレバン重合からなる反応機構と加水分解対FOS生成を減じるトランスフルクトシル化反応との競合による,LS触媒の限界を説明した。酵素安定性とリサイクル性向上のための,LS酵素固定についても考察した。

シソーラス用語： 酵素的合成 ,  分子構造 ,  *フルクトオリゴ糖 ,  レバン ,  *レバンスクラーゼ ,  *酵素反応 ,  少糖類 ,  フルクトシルトランスフェラーゼ ,  転位反応 ,  反応機構 ,  交換反応 ,  加水分解 ,  オリゴマ化 ,  固定
準シソーラス用語： フラクトオリゴ糖 ,  フルクトース転移酵素 ,  プレバイオティクス ,  酵素固定化 ,  *酵素触媒反応

分類 (2件)： 少糖類  (CF10053Y) ,  酵素一般  (EB09010D)

タイトルに関連する用語 (5件)： レバンスクラーゼ ,  レバン ,  フルクトオリゴ糖 ,  触媒 ,  基質特異性