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J-GLOBAL ID:201702224374079845   整理番号:17A0580481

ダイズ茎疫病を防除する微生物農薬の探索と機能物質の同定

Isolation of Natural Bioactive Compounds Against Plant Pathogenic Oomycete Phytophthora Sojae
著者 (2件):
資料名:
巻: 18  ページ: 45-49  発行年: 2016年06月 
JST資料番号: L0927B  ISSN: 1344-4050  CODEN: DTKEFV  資料種別: 逐次刊行物 (A)
記事区分: 短報  発行国: 日本 (JPN)  言語: 日本語 (JA)
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卵菌Phytophthora sojaeによる土壌伝染性病害“ダイズ茎疫病”は,年間数十億円もの被害を日本各地に与える。本病害には耕種的方法や化学農薬により対処しているが,安全かつ環境に優しい防除技術の開発も求められている。本研究では,ダイズ茎疫病を防除する生物農薬を探索するため,生物活性物質を生産し植物への悪影響が少ないと予想される植物内生放線菌から,P.sojae生育拮抗菌を特定し,その生育阻害物質を同定することを目的とした。抗真菌活性を示した植物内生放線菌の内,92%が抗P.sojae活性を示したことから,抗真菌活性解析はP.sojae生育阻害微生物または抗P.sojae機能物質の迅速探索に有効であることが分かった。放線菌Streptomyces griseus HN46の主要代謝物質として抗カビ物質アクチフェノールを同定したが,同物質に抗P.sojae活性は検出されなかった。今後,抗P.sojae活性を示す植物内生放線菌を耐病性テストに供する,または抗P.sojae活性物質を同定することで,ダイズ茎疫病に対する生物農薬の開発が可能になると考えている。(著者抄録)
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分類 (2件):
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豆類  ,  微生物に対する農薬 

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