抄録/ポイント:
抄録/ポイント
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若手従業員にとって働くことがどのように意味づけされ変化するのかを縦断的に分析した結果を説明する。1)問題と目的について,社会的背景,働くことの意味・意味づけに関する研究の概観,若手従業員の働くことの意味づけに関する研究に基づいて述べる。2)民間企業に勤務する社会人経験1,3,4年目の正社員18名を対象に半構造化面接を行った。3)働くことの意味づけに関する項目の抽出を行った結果,意味醸成プロセスの前半部分に集中して見られることが示された。4)働くことの意味づけと年次との関連を分析した結果,1年目では「見習い」,2~4年目では「試練の意義」,5年目では「働きざまの確認」と3段階として捉えられた。5)働くことの意味づけの移行過程を分析した結果,入社1~5年目にかけて,「見習い」「試練の意義」「働きざまの確認」と段階的に移行していくことが示された。