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J-GLOBAL ID:201702224495745922   整理番号:17A0928722

食品工業におけるナノテクノロジー:イノベーションの余地多し

Nanotechnology in the food industry: ‘plenty of room’ to innovate
著者 (2件):
資料名:
巻: 20  号:ページ: 10-12  発行年: 2017年06月 
JST資料番号: W1426A  ISSN: 1461-4642  資料種別: 逐次刊行物 (A)
記事区分: 解説  発行国: イギリス (GBR)  言語: 英語 (EN)
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ミルクのカゼインミセルがナノスケールで存在して脂質を高度に安定化しているなど,食品のナノ構造は新しいものではない。ナノスケールの材料は容積に対する表面積が大きく,光学的な挙動が顕著になり,化学的・速度論的安定性が増し,低密度で機械特性が高くなる。食品工業では溶解性,バイオアベイラビリティ及び官能的挙動の向上などの利点をもたらし,機能成分の化学的分解防止に利用可能と考えられる。この20年間でナノテクノロジー関連の文献は40%増,特許は90%増となった。ナノテクノロジー-ベースの製品の研究開発に注力している企業は1000社以上になった。ナノテクノロジーの農業及び食品における応用分野として,農薬や飼料の効能効率化,動物病の診断,病原菌の検出(スマートセンサ),食品加工分野ではナノ多孔膜による選択的濾過,ナノカプセル・ファイバーによる酵素固定,ナノビブリル・凝集体による食品へのテクスチャー付与,ナノ結晶を用いた生物活性物質のカプセル化栄養素デリバリー,食品包装の分野ではナノエマルションを用いた抗菌性表面の形成(アクティブパッケージング),などがある。その他,ナノスプレードライヤー及びエレクトロスプレイを用いてホエー蛋白質をナノ粒子にしていくつかの生物活性物質をカプセル化した例などについて記述した。
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分類 (2件):
分類
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食品工業一般  ,  食品製造・加工・保蔵法一般 
タイトルに関連する用語 (4件):
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