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J-GLOBAL ID：201702224511823690   整理番号：17A1484738

3の栄養段階からの非標的淡水生物に対する新たな防汚殺生物剤の毒性【Powered by NICT】

Toxicity of emerging antifouling biocides to non-target freshwater organisms from three trophic levels

著者 (10件)： Oliveira Isabel B. (Biology Department & CESAM, University of Aveiro, Campus de Santiago, 3810-193 Aveiro, Portugal) ,  Oliveira Isabel B. (Eawag-Swiss Federal Institute of Aquatic Science and Technology, 8600 Duebendorf, Switzerland) ,  Groh Ksenia J. (Eawag-Swiss Federal Institute of Aquatic Science and Technology, 8600 Duebendorf, Switzerland) ,  Groh Ksenia J. (Food Packaging Forum Foundation, 8045 Zuerich, Switzerland) ,  Schonenberger Rene (Eawag-Swiss Federal Institute of Aquatic Science and Technology, 8600 Duebendorf, Switzerland) ,  Barroso Carlos (Biology Department & CESAM, University of Aveiro, Campus de Santiago, 3810-193 Aveiro, Portugal) ,  Thomas Kevin V. (Norwegian Institute for Water Research (NIVA), 0349 Oslo, Norway) ,  Thomas Kevin V. (Queensland Alliance for Environmental Health Sciences(QAEHS), University of Queensland, 39 Kessels Road, Coopers Plains, 4108 Queensland, Australia) ,  Suter Marc J.-F. (Eawag-Swiss Federal Institute of Aquatic Science and Technology, 8600 Duebendorf, Switzerland) ,  Suter Marc J.-F. (ETH-Swiss Federal Institute of Technology, 8093 Zuerich, Switzerland)
資料名： Aquatic Toxicology  (Aquatic Toxicology)
巻： 191  ページ： 164-174  発行年： 2017年 
JST資料番号： B0823B  ISSN： 0166-445X  資料種別： 逐次刊行物 (A)
記事区分： 原著論文  発行国： オランダ (NLD)  言語： 英語 (EN)

抄録/ポイント： 防汚(AF)システムは,生物汚損に対する最も費用対効果に優れた保護を提供する。いくつかのAF殺生物剤は,環境に有害な影響を及ぼす。,新規化合物は,より環境に優しいことを主張出現しているが,それらの毒性と環境リスクに関する研究は安全性を確保するために必要である。本研究では,三の新たなAF殺生物剤,tralopyril,トリフェニルボランピリジン(TPBP)とカプサイシンの毒性を評価するため,三栄養段階:藻類(Chlamydomonas reinhardtii),甲殻類(Daphnia magna)及び魚類(Danio rerio)を代表する非標的淡水生物に対することを目的とした。試験した三種類の殺生物剤から,tralopyrilはC.reinhardtii成長,有効量子収量とアデノシン三リン酸(ATP)含量に最も強い阻害効果を有していた。TPBPは高濃度(100および250μgL~( 1))での亜致死作用を引き起こし,カプサイシンは,藻類に有意な影響を及ぼさなかった。D.magna急性固定化試験では,最も毒性のある化合物はTPBPであった。tralopyrilは短い半減期を持っており,水で分解する。曝露溶液更新により,tralopyrilの毒性はTPBPと類似していた。カプサイシンはミジンコに影響を及ぼさなかった。ゼブラフィッシュ胚毒性試験(zFET)では最も毒性のある化合物は5μgL~( 1)の120H LC_50とtralopyrilであった。TPBPの120H LC_50は447.5μgL~( 1)であった。カプサイシンは1mgl~までゼブラフィッシュの死亡率を引き起こさなかった( 1)。ゼブラフィッシュ胚のプロテオームに及ぼす亜致死影響をtralopyrilとTPBPを分析した。一般ストレス関連と化合物特異的蛋白質の変化の両方が観察された。エネルギー代謝,眼構造と細胞分化に関与する五--蛋白質は,一般的に両化合物により調節された。Tralopyrilは特異的にエネルギー代謝,細胞骨格,細胞分裂とm RNAスプライシングに関与する6--蛋白質のアップレギュレーションを誘導しTPBPは細胞骨格,細胞増殖と蛋白質折畳みに関与する3蛋白質のアップレギュレーションをもたらす。生態学的リスク特性化は,仮想淡水marinaを行った。この解析は環境に優しい化合物としてカプサイシンを同定したtralopyrilとTPBPは淡水生態系へのリスクをもたらすように見えた。Noneless,この情報はリスク評価の結果に直接影響するので毒性の特性化に関するより多くの研究,環境におけるこれらのAF殺生物剤の挙動と運命が必要である。Copyright 2017 Elsevier B.V., Amsterdam. All rights reserved. Translated from English into Japanese by JST.【Powered by NICT】

シソーラス用語： リスク評価 ,  アップレギュレーション ,  キャラクタリゼーション ,  ゼブラフィッシュ ,  細胞増殖 ,  タンパク質 ,  *淡水 ,  *毒性 ,  エネルギー代謝 ,  安全性 ,  *淡水生物 ,  生態系 ,  死亡率 ,  不飽和脂肪酸 ,  フェノール類 ,  オレフィン化合物 ,  カルボアミド ,  フェノールエーテル
準シソーラス用語： *殺生物剤 , 【Automatic Indexing@JST】

著者キーワード (5件)： 防汚殺生物剤 ,  生態学的リスク評価 ,  非標的淡水生物 ,  プロテオミクス差分解析 ,  多次元蛋白質同定技術(MudPIT)

分類 (2件)： 水質汚濁一般  (SB02010U) ,  動物に対する影響  (EE05040R)

物質索引 (1件)： カプサイシン

タイトルに関連する用語 (6件)： 栄養段階 ,  標的 ,  淡水生物 ,  防汚 ,  殺生物剤 ,  毒性