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J-GLOBAL ID:201702224566380682   整理番号:17A0156189

口内微生物バイオフィルムに対する食品添加物パンシルPS-Mの成分としての渋柿から抽出した縮合タンニンの抗菌作用

Antibacterial Action of a Condensed Tannin Extracted from Astringent Persimmon as a Component of Food Addictive Pancil PS-M on Oral Polymicrobial Biofilms
著者 (8件):
資料名:
巻: 2016  号: Microbiology  ページ: ROMBUNNO.5730748 (WEB ONLY)  発行年: 2016年 
JST資料番号: U7008A  ISSN: 2314-6133  資料種別: 逐次刊行物 (A)
記事区分: 原著論文  発行国: アメリカ合衆国 (USA)  言語: 英語 (EN)
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本検討の目的は,日本で市販されている清涼飲料に含まれる渋柿(PS-M)から抽出した縮合タンニンの微生物(PM)バイオフィルムに対する抗菌活性を評価することであった。唾液PMバイオフィルムを,24時間および72時間ガラスカバースリップ上に嫌気的に形成させ,そして滅菌脱イオン水(DW),0.05と0.2重量%のクロルヘキシジンジグルコネート(CHX),および0.5~4.0重量%のPS-M溶液で5分間処理した。コロニー形成単位(CFU/mL)を測定し,走査型電子顕微鏡(SEM)によってバイオフィルムの形態学的変化を観察した。CFUは,DWグループと比較して,すべてのPS-MおよびCHXグループにおいて低かった。PS-Mは用量依存効果を発揮した。4.0重量%の投与量でのPS-M(1.53×107)は,培養期間にかかわらず,0.2重量%のCHX(2.03×107)と同じ効果を有した。SEMによって,4.0重量%PS-Mおよび0.2重量%CHXにおいてバイオフィルム構造がかなり破壊されたことが明らかになった。これらの知見は,天然由来の物質であるPS-Mの抗菌効果がCHXのものに匹敵することを示している。PS-Mは口腔をきれいに保ち,歯垢や歯垢に関連する歯の齲蝕や歯周疾患,ならびに吸引性肺炎などの全身性疾患を予防することができる。(翻訳著者抄録)
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分類 (3件):
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食品添加剤  ,  抗細菌薬の臨床への応用  ,  口腔衛生学 
物質索引 (1件):
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