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J-GLOBAL ID：201702224728895524   整理番号：17A1153993

平成28年における重要なエネルギー関係事項 III エネルギー変換技術の進展と研究動向 1.燃焼理論 1.2 液体の燃焼

著者 (1件)： 齋藤泰洋 (東北大)
資料名： 日本エネルギー学会機関誌  (Enermix)
巻： 96  号： 5  ページ： 660-661  発行年： 2017年09月20日 
JST資料番号： F1934A  ISSN： 2432-3586  資料種別： 逐次刊行物 (A)
記事区分： 解説  発行国： 日本 (JPN)  言語： 日本語 (JA)

抄録/ポイント： 液体燃料は燃料が蒸発した後にその蒸気が酸素と反応し,液面燃焼や噴霧燃焼の形態をとるため,液体の蒸発と化学反応を取扱う必要がある。液面燃焼の研究の多くは,プール火炎の燃焼挙動を実験的に観察し,2つのプール火炎を並べ,その大きさや火炎間の距離を変化させた研究をしている。燃料を微粒化して燃焼を行う噴霧燃焼は液面燃焼の場合と異なり,蒸発可能な面積が大きく,燃料の気化が促進される。これは,燃焼の効率化や,有害な燃焼生成物の抑制につながる。噴霧燃焼を対象としたCFDが盛んに行われ,燃料を対象にした新規の微粒子モデルだけでなく,噴霧モデルも検討されている。

シソーラス用語： *挙動 ,  *液体燃料 ,  燃焼 ,  噴霧燃焼 ,  蒸発 ,  化学反応 ,  燃焼生成物 ,  *CFD【流体力学】 ,  *流体力学 ,  *物理学 ,  *科学 ,  *力学 ,  *連続体力学 ,  *自然科学
準シソーラス用語： *計算流体力学 ,  液面 ,  *燃焼挙動

分類 (2件)： 燃焼理論  (XE04020H) ,  流体動力学一般  (BC02010G)

引用文献 (23件)：

• Tasaka, H., Gensho kara manabu nenshou kougaku, 1st ed., Morikita Shuppan, 2007
• Mizutani, Y., Nenshou kougaku, 3rd ed., Morikita Shuppan, 2002
• Ji, J. et al., Combust. Flame, 173, 307-318 (2016)
• Chen, X. et al., Fire Technol., 52, 515-531 (2016)
• Yu, W. et al., Exp. Therm. Fluid Sci., 76, 12-23 (2016)

タイトルに関連する用語 (7件)： エネルギー ,  エネルギー変換技術 ,  進展 ,  研究 ,  動向 ,  燃焼 ,  理論