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J-GLOBAL ID:201702225008931793   整理番号:17A0253891

ナミガタウメノキゴケParmotrema austrosinenseから単離した内生真菌が産生する多機能性および有力皮膚UV防御剤である(3R)-5-ヒドロキシメレイン

A Multifunctional and Possible Skin UV Protectant, (3R)-5-Hydroxymellein, Produced by an Endolichenic Fungus Isolated from Parmotrema austrosinense
著者 (5件):
資料名:
巻: 22  号:ページ: WEB ONLY  発行年: 2017年01月 
JST資料番号: U7014A  ISSN: 1420-3049  CODEN: MOLEFW  資料種別: 逐次刊行物 (A)
記事区分: 原著論文  発行国: スイス (CHE)  言語: 英語 (EN)
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地衣類は,多くの生物学的活性を有する多数の二次代謝産物を産生するので重要な生物資源と考えられているが,現在ところ人工的条件の下では栽培されていない。その結果,天然原料由来の地衣類物質は限定され,商業的用途で広く利用されてはいない。したがって,地衣類関連の菌類,特に内因性真菌への関心が高まっている。太陽光の紫外線(UV)は人間の健康に有害であり,日焼け止めに使用する効果的なUV遮蔽剤が求められている。本研究では,UVA吸収活性を有する(3R)-5-ヒドロキシメレインを,地衣内生菌(ELF000039)の二次代謝産物から精製した。次いで,抗酸化特性をin vitro試験によリ評価した。既知の抗酸化剤であるアスコルビン酸(ASA)およびブチルヒドロキシアニソール(BHA)と比較して,(3R)-5-ヒドロキシメレインの抗酸化活性は高かった。また,この化合物は,マウスメラノーマ細胞株B16F1およびB16F10,または正常細胞株HaCaTに対して細胞毒性を示さなかった。さらに,(3R)-5-ヒドロキシメレインは,UVB照射による損傷を回復し,メラニン合成を抑制した。要約すると,これらの結果は,(3R)-5-ヒドロキシメレインが,多機能皮膚UV保護剤としてのさらなる開発を目指すための興味深く重要な性能を有することを示唆している。(翻訳著者抄録)
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分類 (4件):
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生体物質一般  ,  微生物の生化学  ,  外皮作用薬の基礎研究  ,  代謝と栄養 
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