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J-GLOBAL ID：201702225022664484   整理番号：17A0442131

多層カーボンナノチューブの仕事関数に及ぼす構造欠陥とカルボキシルおよびカルボニル官能基の影響【Powered by NICT】

Impacts of structure defects and carboxyl and carbonyl functional groups on the work function of multiwalled carbon nanotubes

著者 (3件)： Gong Bo (Department of Energy Sciences, Tokyo Institute of Technology, 4259 Nagatsuta-cho, Midori-ku, Yokohama-shi 226-8502, Japan) ,  Ikematsu Akitoshi (Department of Energy Sciences, Tokyo Institute of Technology, 4259 Nagatsuta-cho, Midori-ku, Yokohama-shi 226-8502, Japan) ,  Waki Keiko (Department of Energy Sciences, Tokyo Institute of Technology, 4259 Nagatsuta-cho, Midori-ku, Yokohama-shi 226-8502, Japan)
資料名： Carbon  (Carbon)
巻： 114  ページ： 526-532  発行年： 2017年 
JST資料番号： H0270B  ISSN： 0008-6223  CODEN： CRBNA  資料種別： 逐次刊行物 (A)
記事区分： 原著論文  発行国： イギリス (GBR)  言語： 英語 (EN)

抄録/ポイント： 仕事関数は多くの電子デバイスの望ましい性能を達成するために重要である。いくつかの研究は,多層カーボンナノチューブ(MWNT)の仕事関数工学を行った。炭素ナノ材料の酸化は外因性金属元素を導入することまたはナノチューブの形態を変えることなく,MWNTの仕事関数を増加させる簡単な方法であるが,異なるタイプの酸素含有官能基をMWNTの仕事関数を増加させる機構を研究するために行った実験はほとんどない。本研究では,設計と全酸素含有量,構造不規則性,および仕事関数シフトに及ぼす二種類の官能基の影響を調べるために系統的な実験を行った。著者らの結果は,仕事関数は全酸素濃度と相関だけでないことを,構造欠陥が仕事関数を変化させないことを,カルボニル基はMWNTsの仕事関数の増加への主要な寄与因子であることを示した。著者らの結果は,MWNTsの仕事関数工学への特有の洞察を提供し,光起電力と光電子デバイスのための機能デバイス中のMWNTの応用を導く。Copyright 2017 Elsevier B.V., Amsterdam. All rights reserved. Translated from English into Japanese by JST.【Powered by NICT】

シソーラス用語： 光起電力 ,  *仕事関数 ,  機能素子 ,  *カルボニル基 ,  *ナノチューブ ,  *多層カーボンナノチューブ ,  酸素濃度 ,  カーボンナノ材料 ,  電子素子 ,  *官能基
準シソーラス用語： 光電子デバイス ,  不規則性 ,  酸素含有量 ,  *構造欠陥 , 【Automatic Indexing@JST】

著者キーワード (3件)： 多層カーボンナノチューブ ,  仕事関数 ,  官能基

分類 (1件)： 炭素とその化合物  (YB02060D)

タイトルに関連する用語 (5件)： 多層カーボンナノチューブ ,  仕事関数 ,  構造欠陥 ,  カルボニル ,  官能基