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J-GLOBAL ID:201702225106054813   整理番号:17A0924339

加・被害者の体験を通じた情報モラル指導教材の実現と評価

Realization and Evaluation of an Information Morals Education System by Experience of an assailant and a victim
著者 (3件):
資料名:
号: 36  ページ: 48-55  発行年: 2017年07月18日 
JST資料番号: L0877A  資料種別: 逐次刊行物 (A)
発行国: 日本 (JPN)  言語: 日本語 (JA)
抄録/ポイント:
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情報モラル教育の指導法として,「3種の知識」による指導法が提案されており,当該実践では,道徳的規範知識の低い学習者に対して,玉田らは自分の行為を被害者の立場から検討させる方法(フィードバック法と呼ぶ)の有効性について述べられている。しかし,具体的なフィードバック法による指導教材は開発されていない。そこで本研究では,フィードバック法とバーチャルリアリティ(VR)技術を組み合わせた新たな教材を開発し,その効果を検証した。具体的には,学習者がVR内で行った行為を,被害者の立場から振り返らせるために,VR内で加害者となるアバターの顔に被験者の顔写真を添付し,被害者体験させた。その結果,フィードバック法有りの群がフィードバック法無しの群に比べ,情報モラルに対する意識の向上や,情報モラルに反する行為の減少が見られた。(著者抄録)

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