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J-GLOBAL ID：201702225224803898   整理番号：17A1390748

X線回折を用いた3次元残留応力の逆問題解析手法と挑戦すべき今後の逆問題

著者 (1件)： 小川雅 (工学院大)
資料名： 溶接学会誌  (Journal of the Japan Welding Society)
巻： 86  号： 7  ページ： 495-499  発行年： 2017年10月05日 
JST資料番号： G0090A  ISSN： 0021-4787  CODEN： YOGAA  資料種別： 逐次刊行物 (A)
記事区分： 文献レビュー  発行国： 日本 (JPN)  言語： 日本語 (JA)

抄録/ポイント： 著者は逆問題解析を主な研究課題としているが,本稿では,その解析の一環として実施しているX線回折による3次元残留応力解析への適用について解説した。逆問題解析の取組と手順について述べた後,溶接構造物の健全性評価のための逆問題(X線3次元残留応力推定法の概要,X線3次元残留応力評価法の位置づけ,溶接構造物の最適設計への応用,X線回折を用いた3次元溶接残留応力測定法のまとめ,本手法の注意点),および挑戦すべき今後の逆問題(従来の逆問題,挑戦すべき今後の逆問題)について記した。

シソーラス用語： 鋼構造 ,  *溶接構造 ,  *残留応力 ,  *逆問題 ,  解析 ,  X線応力測定
準シソーラス用語： 三次元解析

分類 (2件)： 溶接部  (WC07100I) ,  金属材料  (HC02020X)

引用文献 (28件)：

• 久保司郎, 逆問題, 培風館, (1992).
• 小川雅,中村春夫, リスク解析援用型構造健全性保証のための溶接配管の残留応力推定手法の提案(第1報: 測定データの前処理による精度向上), 日本機械学会論文集A編, Vol.77, No.774 (2011), pp.271-281.
• 小川雅,中村春夫, リスク解析援用型構造健全性保証のための溶接配管の残留応力推定手法の提案(第2報: Lカーブ法と人工ノイズ法の適用), 日本機械学会論文集A編, Vol.77, No.774 (2011), pp.282-292.
• M. Ogawa, T. Yamasaki and H. Nakamura, Estimation of welding deformations and residual stresses based on the eigen-strain methodology, Mechanical Engineering Letters, The Japan Society of Mechanical Engineers, Vol.2, (2016), Paper No. 16-00247.
• M. Ogawa, C. Huang and T. Nakamura, Damage detection of CFRP laminates via self-sensing fibres and thermal-sprayed electrodes, Nondestructive Testing and Evaluation, iFirst article (2012), pp. 1-16.

タイトルに関連する用語 (5件)： X線回折 ,  3次元 ,  残留応力 ,  問題 ,  解析手法