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J-GLOBAL ID：201702225347296642   整理番号：17A0341336

要素ベースのゼロ-ストレス状態およびアイソジオメトリック離散化による大動脈モデリング

Aorta modeling with the element-based zero-stress state and isogeometric discretization

著者 (3件)： TAKIZAWA Kenji (Waseda Univ., Tokyo, JPN) ,  TEZDUYAR Tayfun E. (Rice Univ., TX, USA) ,  SASAKI Takafumi (Waseda Univ., Tokyo, JPN)
資料名： Computational Mechanics  (Computational Mechanics)
巻： 59  号： 2  ページ： 265-280  発行年： 2017年02月 
JST資料番号： D0956B  ISSN： 0178-7675  CODEN： CMMEEE  資料種別： 逐次刊行物 (A)
記事区分： 原著論文  発行国： ドイツ (DEU)  言語： 英語 (EN)

抄録/ポイント： 本研究において,EBZSS(要素ベースのZSS)推定法として,アイソジオメトリック離散化を用いた方法を提案し,患者特異的なヒト大動脈のモデリングに本手法を適用できることを示した。本研究で用いたEBZSS推定法は,元々,有限要素離散化環境において導入されたものであるが,患者特異的な動脈FSI計算におけるZSSの推定に役立つことが予想された。本方法は,以下に示す主要コンポーネントより成った。すなわち,1)計算による初期の推測から始まる反復法を用いてEBZSSを計算することで,既知の圧負荷適用によりイメージベースの標的形状と整合を行う,2)ストレート形状のチューブセグメントに適した方法を用いてEBZSSを計算し,既知の直径および縦方向の伸縮性を標的の立体配置および開放角に対して整合を行う,3)動脈とストレート形状のチューブ間の要素ベースのマッピングの実施,の3種である。以上の操作より,動脈構造からストレートな管構造へのマッピングが得られ,さらに,推定EBZSSによるストレート形状の管構造から動脈構造へのマッピングが得られた。

シソーラス用語： *解析 ,  *数学的変換 ,  *大動脈 ,  *モデリング ,  計算 ,  *循環系 ,  流体力学 ,  数値解析 ,  *血管壁 ,  *負荷 ,  写像
準シソーラス用語： *アイソゲオメトリック解析 ,  マッピング ,  *圧負荷 ,  *心血管 ,  動脈壁 ,  *離散化 ,  流体構造連成解析

分類 (2件)： 循環系モデル  (EL02020V) ,  循環系一般  (EJ04010S)

タイトルに関連する用語 (5件)： 要素 ,  ストレス ,  離散化 ,  大動脈 ,  モデリング