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J-GLOBAL ID：201702225469045665   整理番号：17A0517474

状態と状態遷移に着目したゴール指向要求分析手法の考察

A study on goal-oriented requirements analysis based on states and transitions

著者 (2件)： 岡野道太郎 (筑波大 大学院ビジネス科学研究科) ,  中谷多哉子 (放送大)
資料名： 電子情報通信学会技術研究報告  (IEICE Technical Report (Institute of Electronics, Information and Communication Engineers))
巻： 116  号： 493(KBSE2016 39-51)  ページ： 25-30  発行年： 2017年02月24日 
JST資料番号： S0532B  ISSN： 0913-5685  資料種別： 会議録 (C)
記事区分： 原著論文  発行国： 日本 (JPN)  言語： 日本語 (JA)

抄録/ポイント： 本稿の目的は,システムの目的に沿った達成可能な要求が,ゴール指向要求分析のKAOSを用い,状態に着目した要素分解と状態遷移に着目したマイルストーン分割を使用することにより抽出可能となる場合があることを示すことである。その事例として,「電気工事が完了している」というトップゴールを分割して示した。その結果,この事例では要素分割とマイルストーン分割によって達成すべきゴールが抽出できることが確認できた。そして,ゴール分割を行うにはドメイン知識やシステム固有知識が本事例では必要であることも確認した。さらに,ゴールを達成可能なエージェントに割り当てる際や,ゴール分割を行う際に,必要なドメイン知識がないと潜在的な危険性を含む可能性があることも示唆された。(著者抄録)

シソーラス用語： *状態 ,  *移動 ,  *要求分析 ,  分解 ,  分割 ,  *要素分割 ,  電気工事
準シソーラス用語： *状態遷移 ,  *ゴール指向要求分析 ,  要素分解 ,  マイルストーン分割

分類 (2件)： システム設計・解析  (IA02030D) ,  システム同定  (IA02040O)

引用文献 (4件)：

• Axel van Lamsweerde, ”Requirements Engineering: From System Goals to UML Models to Software Specifica-tions” ,Wiley,2009.
• 藤瀧和弘,ぜんぶ絵で見て覚える 第2種電気工事士 技能試験すい~っと合格(2016年版),ツールボックス,2016
• 一般財団法人 電気技術者試験センター,平成28年度下期技能試験問題 第二種電気工事士 技能試験 http:/www.shiken.or.jp/ginouanswerK/pdf/161203wa/KB2-A3.pdf(2017/2/6アクセス)
• 一般財団法人 電気技術者試験センター,平成28年度第二種電気工事士試験受験案内下期試験用 ,http://www.shiken.or.jp/guidance/pdf/46/file_nm01/ecee_h28_denkou2shimoki_zyukenannai.pdf (2017/2/6 アクセス)

タイトルに関連する用語 (5件)： 状態遷移 ,  着目 ,  ゴール ,  要求分析 ,  手法