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J-GLOBAL ID:201702225603483810   整理番号:17A0974611

有機-ロジウム触媒によるラセミおよびキラルアセチレン単量体の共重合時の厳密な交互配列

Strictly Alternating Sequences When Copolymerizing Racemic and Chiral Acetylene Monomers with an Organo-Rhodium Catalyst
著者 (8件):
資料名:
巻: 50  号:ページ: 1291-1301  発行年: 2017年02月28日 
JST資料番号: B0952A  ISSN: 0024-9297  CODEN: MAMOBX  資料種別: 逐次刊行物 (A)
記事区分: 原著論文  発行国: アメリカ合衆国 (USA)  言語: 英語 (EN)
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2-メチル-1-ブチルプロピオラートのラセミ混合物および2つのキラル単量体,すなわちrac1,R1およびS1を,40°Cのメタノール溶媒中,重合触媒[Rh(ノルボルナジエン)Cl]2を用いて立体特異性重合を行い,ヘリックス構造の対応するラセミおよび2つのキラル重合体,Prac1,PR1およびPS1,および共重合体Pcoを合成した。各種組成比のキラル単量体によるPco共重合体の構造を,1Dおよび2D NMR,旋光性,円偏光二色性(CD),UV-visおよび計算機シミュレーション法を用いて分析し,キラル単量体の重合反応機構と立体化学効果を解明した。ラセミおよびキラル重合体の1Hおよび13C NMRスペクトルは異なっていたが,それらの単量体のNMRスペクトルは同一であった。1Hおよび13C NMRスペクトルの温度依存性は,アコーディオン様ヘリックス振動(HELIOS)と呼ばれる3部位ジャンプ交換によってエステルメチレン結合-O-CH2-の周囲でヘリックス主鎖が,回転制限を受けることを示した。ヘリックス構造の重合体PR1またはPS1のエネルギー的に好ましい構造を,MMFF94プログラムを用いてシミュレーションした。
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分類 (3件):
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高分子固体の物理的性質  ,  重合触媒,重合開始剤  ,  共重合 
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